行って来ましたレッチリ。

リトル・フィートとは対称的に、客層が若い。 昔からのファンですって感じのサラリーマンなんかは見かけず。

席はアリーナ18番目やや左。 前の席が厚底ブーツはいてないおねーちゃんだったんでよく見えた。

ステージは直方体の提灯みたいなのがつるされているくらいで、すごくさびしい。 P.A.も宙づりになっててほんとに何もない。 と思ってたら、ステージ後方が全面スクリーンで、ステージ上の器材やメンバーも 映像に溶け込んでかっこよかった。
ステージ上方に、照明をつるした足場が二本ぶら下がってて、ピンスポットが据えてあった。 このピンスポを操る人が開演直前に縄ばしごで登っていった。 けっこうゆれて、見てても恐い...(終わってから降りるときはもっと恐そうだった)
このピンスポの効果は抜群で、真上から光が当たることで体の凹凸(上半身はだかの筋肉ね) で適度に影がでていい雰囲気だった。

10分遅れて始まったら、やはり総立ち。 しかも客席がたてにゆれてる、ゆれてる。 曲によっては飛んでる、飛んでる。 スタンドもアリーナも同じようにノリノリ。 曲が終わったときの反応もけっこう激しい。 でも、さすがにモッシュまではいきませんな。

やっぱ生で聞くとすごい。このリズム隊はすごすぎる。 ゆれはすれども飛べないおじさんは、ひたすら目がフリーに釘付け。 なんであのアクションしながらあんなのが弾けるかねぇ。 さすがに直立不動で弾くフレーズもなかにはあったけど、 そういうのは常人にはぜったい弾けないようなやつ。

ジョン・フルシアンテも頭ぐるぐる回しながら弾いてる。 盛り上がるときはガーッと弾くけど、普段は音数少なし。 最近の曲で特にその傾向が強いような気がする(わびさびの境地?)。 3人バックでそんなことができるのも、あのベースあってのものか。

アンコールは2曲。ジミヘンのファイアが終わって、アンソニーが「グッナイ」って 引っ込んでからもジャムが続き、やがてフリーとジョンも退場。 客との掛け合いも交えたチャドのソロで終了という変わった演出(?)だった。

ただただフリーに圧倒された90分間でした。

P.S. その後、京橋の万両でお食事、森之宮泊。

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