昨日に続いて、連荘のコンサート。今日は、最新作「AMERICANA」があったって アメリカでは人気沸騰で、日本でもボチボチ人気上昇中らしい Offspring。 しかも会場は昨日と同じCox Arena。

今日は、フロアもシート全部GeneralAdmission(自由席)。てな訳で、7時半の開 演より早目に行って、いい席確保しようと思って早く行ったつもりがもう長い列が 出来ていた。 しかも、先着で、フロアに入れる連中は限られていて、彼らは、腕にピンクのテー プをまいていた。おいら達が行った時にはもうその権利はなかった。いつもなら、 フロアで、踊るぞって感じなんだが、今日は一緒に行った連中がこの手のライブの 初心者もいたので、ステージが良く見える前のあたりの席を確保できたので、特に 不満はなかったが。

前座は二つあって、オフスプリングの前座だから当然パンク、オルタナ系である。 最初のバンドは、ギター二人にベース、ドラムにボーカルという割と正統的な構成。 音も、まあまあ、ストレートなパンクでそんなに悪くはない。

次のバンドは、Living Endというバンドで、見かけは、ギターがフルアコに、ベース はウッドというロカビリー風のトリオなんだが、音は、太鼓の奴は手数が多く、 ギターはディストーションばりばりのヘビーパンクって感じだ。ボーカルの歌い方 はどことなくグリーンデイのビリー・ジョーに似ている。そういえば、何曲かは、 ラジオで聞いた事がある。トリオながらも結構厚みのある音を出していた。 ギターの奴は、結構うまい。

さて、オフスプリングの登場である。それまでは、ピンクのテープを捲いてるにも かかわらず、椅子に座ってみていた連中もフロアに降り出した。 1曲目が始まると同時に、フロアの連中はポゴダンスを始め、人の渦がうごめいた。 そうして、人の波が割れ、モッシング、ボディーサーフの嵐となった。

しかし、今日の客はえらい若い。下は小学生低学年くらいの子供がお父さんと一緒 に来てたりしてた。 バンドのメンバーは基本的にギター/ボーカル、ギター、ベース、ドラムの4人編 成なのだが、曲によっては、サポートが入る。しかもキーボードとかではなく、 パーカッション、バックコーラス、そしてステージ途中の余興というちょっと 変わったサポートである。しかも、去年見た時に比べ、サポートメンバーが増えている。 このサポートメンバーはツアーのローディーも兼ねているみたいだ。

曲は、新作から中心にして、昔の曲でよくラジオで流れてるヒット曲も織り交ぜな がら進められた。ラジオでしかオフスプリングを知らなくても結構楽しめただろう。 当然ラジオでかかって有名な曲は客も盛り上がった。最近のヒット曲の 「ぎみとぅみべいべい、あは〜ん、あは〜ん」で始まる「Pretty Fly」では、完全大合唱。 彼らの凄いところは、やっぱり、ただのパンクじゃないって所だ。確かにぱっと聞 いた感じはどれも同じに聞こえるところもあるが、気色の変わったポップな曲もあり、 バラエティーに富んでるとこがいい。それから、「オーオー!」って感じの合いの手的な バックコーラスが客も一緒になって歌えて一体感が出ていい。 (とか言いながら、半数の曲は客もほとんど一緒になって歌ってたが)

アンコールは1回だけだったが、最新のヒットシングルのビートルズの「オブラディオブラダ」 に非常に曲の作りが似てる「Why don't you get a job?」でまた盛り上がり、 最後はカバー曲ながら「Feeling」で盛り上がった。

今回は、シートの方からフロアの盛り上がりを見てたんで、こんなに盛り上がって んのかと関心すると同時に、あの中にいたら、ぼろぼろになってたなと思った。 でも、去年見に行った時よりも盛り上がってた事は確か。 ただ、来月日本に帰任になってこんな盛り上がり方のライブが、もう見れなくなる かと思うと少し残念だなあ。

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