サンディエゴで、メタ理科を見るのはこれで2回目。 今回の会場は、ちょうど1ヶ月前にB-52'sを見に行った野外のCOORS ANPHITHEATRE。 今回は、前座が、DaysOfTheNewとJerryCantrellだった んで、前座もいいぞってことで、開演の7時前には会場に着くようにいったんだけ ど、えらい混んでた。
Days Of The Newはステージングがよくなかったのと、アコギなのにディストーショ ンがかかりまくっててよくなかった。(CDではディストーションかかってないのに) Jerry Cantrellはよかった。ソロの曲とAlice In Chainの曲を交互にやってたし。 しかし、Aliceの曲の方が盛り上がってた。ステージ衣装が、いまいちださかったけ ど。(ビニールの半透明なレインコートを何故か着てた)しかし彼は、ホップな曲 もハードな曲も作れるし、何よりその両方で、コーラスの付け方がうまいなあっと 思った。

今日のメインアクトのメタリカが登場すると、会場は盛り上がり、観客は一斉に立 ち上がった。
約2万人を収容できるといわれている会場も満員だ。メタリカのアメリカにおける 人気のほどが分かる。客層は若い奴が多く、男の客が若干多いかなって感じで、し かも結構たくましそうな奴が多い。
ステージのセットは、前回よりも若干地味で、シンプル。しかし、マイクスタンド が、ステージの端から端まで6本立てられ、ヴォーカル・ギターのジェイムズは観 客サービスのため、そのマイクを渡り歩いていろんなところで、歌う。これは、前 回も同じだ。
しかし、今回気付いたのは、客の野郎どもがたいていの曲のさびの部分なんかで大 合唱するもんだから演奏の音が聞き取りにくかった。
ステージの前のアリーナ席は椅子無しのスタンディングだったもんだからボディー サーフはやるはスラムダンスはするはでなかなかそれはそれで、盛り上がってロッ クコンサートって感じだった。
途中で、ジェイムズがMCするんだけれど、いくらFuckin'とかMotherFuckerって言葉 を付けて喋ってもあの歯切れの言い喋りかたじゃあ、さわやかに聞こえるぞ。もっ と、毒々しいだみ声かなんかで喋らないと危険な雰囲気は出ないぞ。でも、そのさ わやかさみたいなもんが、反って人気のもとになってるのかな。
曲は、ブラックアルバム、ロード、リロードあたりの最近のものから中心に選曲さ れていて、ブラックアルバムがおきにのおいらにはうれしい選曲だ。
演奏の方は、まったく安心して聞いていられる。音も随分でかいはずだけど、この 会場がいいためか、苦にならず、各楽器の音がクリアに聞こえた。
とりあえず、一旦引っ込んだが、客は当然アンコールを要求。
出てくるとアンプラグドコーナーが出来上がっていて、前座のJerryも参加して、ち とロックンロールっぽい曲をやった。そして数曲案プラグ土でやった後、客を煽り 、「もっとやって欲しいのかい?それならYesって言ってごらん、糞野郎共」てな感 じでアコギをエレキに持ち替えまた演奏しはじめた。最後は、ブラックアルバムの 1曲目の「EnterSandman」で超のりのりで盛り上がっておわった。
と思ったら、客は「WeWantMore」を連呼しはじめたので「俺達は、今日がアメリカ ツアー最後なんだよ、おまえらも糞疲れてんじゃあないかい?」「そんなに俺達が 欲しいのかぁ?だったらYesって言えーっす」って感じで、またアンコールをすると 見せかけ、イントロだけで帰ろうとするフェイントを見せアンコールをやって終わ りとなった。その時既に夜11時55分。
帰りの駐車場からしばらく20分くらい出られなく家に着いたのは1時ごろだった。

それから、ちょっとしてこれを書き始めたら、今は3時じゃねえかちうの!

今週の金曜は散発すっきりレニーを見に行って来週月曜はぺじぷらですわ。 ああ、忙し、忙し。

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