ATRジャパンツアーに行って来ました。 今回のツアー、なぜか大阪だけオールナイトのイベント。 やはり、大阪が日本で一番熱いライブが繰り広げられるってことなんだろうか?

そんな期待を抱きつつ、会場へGO! その日は大学時代の友人と、大阪のレディング友達、そしてその友達(彼らはフジロ ックに参加)の総勢8人が集いました。 ライブ前にこんなに多くの人と喋るのは初めてだったので、いつもと違った楽しい雰 囲気でした。 更に、ベイサイドがこんなに多くの観客で溢れ返るのを見るのも初めてでした(超満 員)。 そうそう、ATRは今年のフジロックで、もの凄い熱いステージを繰り広げてたので、 こんなに多くのオーディエンスが集まったのかも知れません。

彼らが登場したのは、おそらく深夜0時過ぎ。 そのちょっと前から、まだかまだかとステージ前にはたくさんの人が群がってました。 そろそろ行こか、と真ん中の方へ進もうとするも人をかき分けて前に進むのがとても 困難な状態。 だめだこりゃ、始まってから前行こう、と作戦変更。

そして彼らが登場してライブが始まると、やっぱり凄いことになりました。 セットリストは殆ど記憶にはありませんが、「Destroy 2000 years of Culture」で は「デストロォイ!デストロォイ!」の合唱、 「Revolution Action」では、怒濤のモッシュと、すごく激しいライブでした。 ちなみに、ATRのステージは、打ち込みによる大音響とフロント3人の過激なパフォー マンスで成り立っていて デジタルハードコアとも呼ばれ、それは同時に彼らのレーベル名でもあります。 と言っても、あまり伝わらないと思うので、是非一度聴いてみてください。

ATRのステージが終わってしばらくすると、今度はVoのアレックのDJプレイが始まり ました。 おそらく、丑三つ時ほどだったのでしょうか。 さっきの余韻もなかなか冷めないし、眠いということは全くなかったのですが。彼の DJにはちょっと困りました。 ただのノイズの大洪水。ここまでやっちゃうと、ちょっとなぁ...。 「プシュー、ガギョー、ジジー、ドゥギャー....」こればっかり♪ 特にリズムも無 く、ひたすらノイズ。 ノイズは効果的に使おうよ。音楽の中でさぁ。

明け方になると、やっと音楽らしい音楽が。(もちろんアレックは消えていた。) 気がつくとステージ前は、ダンスフロアに変わっていました。

そして最後、「ちょっと体動かして帰ろうよ。」と旧友と軽く揺れてました。

過激さからすると、ATRを越えるライブはそうそう無いような気がしました。 テクノロジーは時として凶器にもなり得ますが、ATRにはそんな事ふと感じさせる何 か危険な臭いを感じました。



P.S.
お陰で、時計を無くしました。高価なものだったのでショックでしたが 帰り際、落とし物コーナーの所に、変死体(ガラスとバンドのみで文字盤無し) という無惨な姿で置いてありました。 かなり笑えたので、スッキリしました♪

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