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BEADY EYE "Different Gear, STILL SPEEDING"

言わずと知れた新オアシスといっても間違いではないバンドのデビュー作。

実際、BEADY EYE メンバーは後期オアシスのアルバムで約半分の 曲を作っていました。
Heathen Chemistry5/12
Don't Believe the Truth6/11
Dig Out Your Soul5/11

リアムは作曲面での成長著しかったですし、 ゲムはノエルよりオアシスらしい曲を作ってましたし、 アンディーはなんといっても元ライドのメインソングライターだし、 しかもアンディーがギターに復帰するという話だし、 ...なんですけど、あまり気が進みませんでした。 どっかでオアシスを続けてほしいと思ってたんですね。

中身は間違いなく2分の1オアシスですね。 グッとつかまれるものはないけど、流れていたらいつまでも聴いていたい感じ。 そしてなんとなく爽やかな印象を持ちました。

ノエルはいい曲も作るけど、どこか毒というか暗さも滲ませてました。 このバンドではそういうものが無くなって明るく健康的(?)に なったということでしょうか。

アルバム聴く前でもとりあえずチケットは買っとくべきだったかな。

SLASH "SLASH" [2010]

ボーナストラック2曲のためにラテンアメリカバージョンを購入。

ブラック・アイド・ピーズのファーギーとサイプレス・ヒルが ガンズの「パラダイス・シティー」をカバー。 多少ヒップホップ風でラップも入りテンポはややゆっくり。 これが重くてなかなか良い上に、ファーギーの歌が上出来。 しかもけっこうアクセルに似てます。 この人、ヒップホップよりロックの方が絶対似合ってる。

もう1曲は、アリス・クーパーとニコール・シャージンガー が参加したオリジナル。 二コールはオーディション番組『ポップスターズ』出身だけあって、 やはり歌がうまい。音域もすごく広いし。 アリス・クーパーさんの影がやや薄いかも。

ちなみに、日本盤はこの2曲の代わりに稲葉浩志の「サハラ」が収録されてます。

Lenny Kravitz "one night in Tokyo" [2010]

1995年11月10日武道館公演を2CDに収録。 アルバムでいうと『サーカス』のツアー。 それが2010年に突然CD化されたのはどういうわけでしょうか?

所属のヴァージンからのリリースじゃないし、パッケージはチープな印象。 アマゾンに出てたので海賊盤ではないんでしょうが、音を聴くまでは不安でした。

ホール天井マイクでの録音なんでしょうか? 観客の声がけっこう大きめに入ってます。 よく言えば臨場感あり。 音はそんなに悪くなくてひと安心。

しょっぱなから10分を超えるロングバージョンの「Tunnel Vision」で始まり 冒頭4曲はファンキーに攻めまくり。2管のホーンがええ感じです。 CD1はほとんどがノリのいいナンバーで占められています。

CD1の最後2曲からCD2はほとんどがメローな聴かせるナンバー。 「Let Love Rule」は客の大合唱が延々と10分近く続きます。 ここは第3者的立場で聴いてるとちょっとダレます。

「Are You Gonna Go My Way」で盛り上がった後、アコギを弾く2曲でお終い。 最後の曲は弾き語りです。え?もう終わり?って感じです。

こ、これはライブの一部ということなんでしょうか? 曲間の様子からいって途中は省略されてないようですが、 最後をぱっさりカットしちゃったってこと?

「Rock and Roll Is Dead」が出てきてないってことは やっぱり全部は収録されてないってことですよね?

曲目は初期4枚のアルバムからバランスよく選ばれてると思いますが、 尻切れトンボな感じで素直に楽しめないような。 曲間は無視してランダム再生するのがいいのかも。

アンコールも含めてノーカット3枚組だったらいいのになぁ。

V.A. "Arabian SUPERSTARS" [2007]

ふと入ったブックオフで\250。しかも未開封品。 元はUAEのバージンレコードで購入されたもの。

値段が値段だし、芸の幅を広げる意味でちょっと聴いてみたくなりました。

ダンサブルでアラビアンな曲がノンストップリミックスされてます。 最初はメジャーともマイナーともつかない曲調にとまどいました。

アラビアンな雰囲気はものすごくあり、再生を始めるだけで空気が変わるような気がします。

リミックス用に同じようなテンポの曲を集めてるからか、 曲のバラエティーに乏しいのがちょっと残念。 その分、B.G.M.としては優れているのかもしれません。

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