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PAUL WELLER "FIND THE TORCH, BURN THE PLANS" [2010]

ポール・ウェラーの最新ライブ盤。CDとDVDの2枚組。

CDには2010年5月に5夜連続(24日〜28日)で行われたロイヤル・アルバート・ホールと、 たぶん2010年4月15日に行われたBBCラジオ2シアターでのライブが収められてます。

しかし5夜連続とはすごい。 あの年でそれをこなしてしまうという体力的なすごさもありますが、 本国ではそれほど人気があるんだなと改めて実感しました。 クラプトンさんと違って日本との格差はけっこう大きいなぁ。

ロイヤルの方は、2010年4月に出たばっかりの『WAKE UP THE NATION』がメイン。 かなり加工された音とサンプリングの世界だったあのアルバムがけっこう忠実に 再現されていて感心しました。 これまでの殻を破ったというか、各パートの演奏の常識をはみ出したとういか、 演奏形態含めての何か新境地みたいなものを感じます。

ロイヤル終盤からBBCライブにかけてはジャムあり、スタカンありで楽しく聴けました。 どの時代の曲をやっても浮いたりしないのがさすがですね。

そろそろ来日してくんないかなぁ。

DVDはまだ見てないのでノーコメントww。

FOO FIGHTERS "WASTING LIGHT"

フーファイ3年半ぶりの新作が出ると聞いたときはちょっと驚きました。 解散したって報道されてませんでしたっけ? 活動休止だったんですね。

ぱっと聴いて仕掛けが多いな、という印象でした。 イントロとか曲の展開にちょっとヒネリが見られたりします。

でも、聴き進むにつれて、そういうところもすんなりと入ってきて、 いつものフーファイ節に酔わされてしまいます。

彼らの最高傑作とまでは思わなかったのですが、 全米を含む12カ国で1位を獲ったというのはすごいですね。 全米1位が初めてというのは意外でした。

今回はアナログ録音だったとかで、マスターテープの切れ端なるものが 封入されてました。

ROBBIE ROBERTSON "how to become Clairvoyant"

ロビロバ、13年振りのアルバムです。

ゲストとして、ペダルスティールのロバート・ランドルフ、スティーブ・ウィンウッド、 ジム・ケルトナー、意外なところでナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナー、 レイジ・アゲンスト・ザ・マシーンのトム・モレロが参加してます。 リズム隊は全曲通してイアン・トーマス、ピノ・パラディーノ。

そしてクラプトンさんが12曲中7曲に関わっていて、うち2曲をロバートと共作、 インスト1曲は単独でクレジットされています。

クラプトンさんが作曲にクレジットされている曲は言うに及ばず、 演奏してるだけの曲でもけっこう影響が感じられます。

とはいえ、ロビロバ色は依然として健在で、まったりとした渋さが心地よくしみこんできます。

CHATMONCHY "YOU MORE"

4作目。なんか変わったなー、というのが第一印象。

ジャケットのイラストの雰囲気がガラリと変わって、 「チャットモンチー」が「CHATMONCHY」になって、 アルバムタイトルが日本語じゃなく英語になって、 本人たちも何らかの決意を表明しているような。

ひと言でいえば、バンドの音になったというか、ロックっぽいというか。 歌メロ主体で勝負するのではなく、トータルなバンドサウンドで聴かせる方向に より明確に舵を切ったように感じます。

まあ、彼女たちらしい、ノホホンとした部分はあい変らず健在ですけどね。

V.A. "SONGS FOR JAPAN"

東日本大震災の支援アルバム。 作品の収益は、義援金として日本赤十字社に寄付されるらしい。 全世界18カ国でNo.1を獲得したとか。 2CD全38曲で\1,000を切る大変お得盤。

耳に馴染みあるオールドロックと、近年の流行のサウンドが混在していて、 ごった煮的な印象は拭えません。

とはいえ、曲調はやはりしんみり系や感動のバラード系が中心で 聴いていると癒されたり元気がでたりするような気がします。

記念碑的な作品ということで購入しましたが、B.G.M.として重宝してます。

DISC 1
1 JOHN LENNON 「Imagine」
2 U2 「Walk On」
3 BOB DYLAN 「Shelter From The Storm」
4 RED HOT CHILI PEPPERS 「Around The World - Live 」
5 LADY GAGA 「Born This Way - Starsmith Remix 」
6 BEYONCE 「Irreplaceable 」
7 BRUNO MARS 「Talking To The Moon - Acoustic Piano Version」
8 KATY PERRY 「Firework」
9 RIHANNA 「Only Girl (In The World) 」
10 JUSTIN TIMBERLAKE 「Like I Love You」
11 MADONNA 「Miles Away -Live」
12 EMINEM FEATURING RIHANNA 「Love The Way You Lie」
13 BRUCE SPRINGSTEEN 「Human Touch」
14 JOSH GROBAN 「Awake - Live」
15 KEITH URBAN 「Better Life」
16 THE BLACK EYED PEAS 「One Tribe」
17 P!NK 「Sober」
18 CEE LO GREEN 「It's OK」

DISC 2
1 LADY ANTEBELLUM 「I Run To You」
2 BON JOVI 「What Do You Got」
3 FOO FIGHTERS 「My Hero」
4 R.E.M. 「Man On The Moon - Live in Tokyo」
5 NICKI MINAJ 「Save Me」
6 SADE 「By Your Side」
7 MICHAEL BUBLE 「Hold On -Alt Mix」
8 JUSTIN BIEBER 「Pray - Acoustic Album Version」
9 ADELE 「Make You Feel My Love」
10 ENYA 「If I Could Be Where You Are」
11 ELTON JOHN 「Don't Let The Sun Go Down On Me」
12 JOHN MAYER 「Waiting On The World To Change」
13 QUEEN 「Teo Torriatte (Let Us Cling Together)」
14 KINGS Of LEON 「Use Somebody」
15 STING 「Fragile - Live In Berlin」
16 LEONA LEWIS 「Better In Time」
17 NE-YO 「One In A Million」
18 SHAKIRA 「Whenever, Wherever」
19 NORAH JONES 「Sunrise」

RIDE "SMILE" [1990]

BEADY EYE のアンディー・ベルといえばライド出身。 ライドは1stアルバムしか持ってなかったんですが、 ライドといえばやはり最初の2枚のシングルははずせません。

その2枚のシングルをカップリングしたのが本作です。 その存在を知ったからには聴くしかねーべ、と購入。

うーむ、下手だ。でも、カッコいい。 未熟さを補って余りあリ過ぎる勢い、センス、オリジナリティー。

当時ほどではないけど、こういう雰囲気はやっぱり好きですね。

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