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今月もザ・フーがメインで、その合間にこれら↓。

oasis "DIG OUT YOUR SOUL"

前作からリズムパターンが変わってきたのはザック・スターキーがかかわったからでしょうか。 今作もいわゆる普通のリズムパターンの曲は数えるほどです。

前作では過半数を割っていたノエルの曲が今回は過半数を超えてます。 ブルーズを連想させるへヴィーなリズムにノエルメロディーが乗っかった独特の世界になってます。 ビートルズっぽいといえばそうかもしれません。

リアムの曲が今回は3曲も収録されてます。 この人はけっこうジョン・レノンを連想させます。

ゲムはビートルズを連想させるようなインド風味サイケナンバー、 アンディーはスライドギターが似合いそうなブルースっぽいナンバー、 それぞれ1曲ずつで、いいスパイスになってます。

オアシスっちゅうたらやっぱ1枚目2枚目でしょう、とか言いながら ずっと聴き続けていくんでしょう、たぶん。

AC/DC "BLACK ICE"

久し振りに新譜が出たのを機会に、今まであんまり知らなかったベテランの アーティストによく手を出したりするんですが、その手のアルバムの中では 飛びぬけて良かったです。

確か、前作が出たとき、Rockin' On の紹介コーナーで、 「AC/DCを知らない人にどのアルバムを勧めればいいか迷ったあげく、 とりあえず一番新しいのにした」という感じのことが書かれていたのを思い出しました。 まったくもってその通り。

EDGAR WINTER GROUP "They Only Come Out At Night / Shock Treatment" [1972/1974]

エドガー・ウィンターの代表作2枚がカップリングされたもの。

2枚を通してベースとドラムは同じ人。 ギターが1枚目はロニー・モントローズで2枚目はリック・デリンジャー。

お兄さん(ジョニー・ウィンター)と比べるとかなり明るくさわやかで意外でした。 一言でいえばサザンロックとウェストコーストの中間という感じかな。

1枚目はなんといっても最後の「フランケンシュタイン」。 めちゃかっこいいインスト曲で、シンセシンセした音のシンセがいい具合です。

2枚目はハードな曲、おしゃれな曲とバラエティーに富んでいて、 ギターもこっちの方が好みですね。

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