先日ブックオフに行ってみたら、まともなCDがけっこう出ていて、 輸入盤と比べても納得できるくらいの値段に下がってきてました。

The Black Crows "Lions" [2001]

ブックオフ\750。

ジミー・ペイジとのZEPナンバー中心のツアーの後に出た6作目。

というのは後で知りましたが、言われてみれば確かにあのツアーの影響が かなり出ているんじゃないでしょうか。

ファンの間では賛否両論あった作品のようですが、私はとても気に入って 繰り返し聴いてます。

ちなみに、クライ・オヴ・ラヴというバンドのギタリストだったオードリー・フリード が正式メンバーとして参加した唯一の作品です。

Paul Weller "FREE SOUL. the classic of PAUL WELLER" [2007]

フリー・ソウルはレコードガイドブック「サバービア・スイート」を手掛ける橋本徹が94年に渋谷DJ BAR INKSTICKで始めたクラブイヴェント"FREE SOUL UNDERGROUND"のグルーヴを凝縮したコンピレーション・シリーズ。有名、無名を問わず良質なダンス・ソウル・ミュージックばかりを高い見識でセレクトしている。70年代ソウルの集大成。

そんなフリー・ソウル・シリーズにポール・ウェラーが登場したのには少し疑問を 感じましたが、音を聴いてそんな疑問は氷解しました。

ジャム、スタカン、ソロからお洒落な曲だけが見事にパッケージされてます。

激しいシャウトやギターが無くて物足りない気になったりするのもまた一興。

Robert Plant | Alison Krauss "Raising Sand" [2007]

ロバート・プラントが参加した、女性歌手とのデュエット作品ですが、期待してはいけません。

Led Zepplin 4作目の「限りなき戦い」の雰囲気がしないこともないのですが どちらかというと『Encomium: A Tribute to Led Zeppelin (1995)』の最後に 収録された Tori Amos とのデュエット曲「Down by the Seaside」に近いです。

それから年取った分、さらに落ち着いた感じといいましょうか。

間違いなくロックではないです。

Various Artists "奥田民生・カバーズ" [2007]

奥田民生がそんなに好きでもなくCDもまったく持ってませんが 買ってしまいました。

奥田自身の声だとコテコテ過ぎて何曲も続くとつらいので、いろんな人が やってるこのアルバムだと通して聴けるんじゃないかと。

19曲も入ってる2枚組がほぼ1枚組の値段なのはお得ではないかと。

日頃聴かない邦楽のアーティストを俯瞰してみるのも悪くないかと。

...うそです。正直にいいます。 チャットモンチーが参加してたから買いました。

チャットモンチーの選曲にはちょっと首をかしげましたが、 全体的に充実した作品でかなり楽しめました。

Disc 1
1マシマロ木村カエラ
2ワインのばかB-Dash
3カヌー斉藤和義
4さすらいスピッツ
5イージュー★ライダーGoing Under Ground
6恋のかけらサンボマスター
7MotherThe ピーズ
8息子チャットモンチー
9野ばらGlay
10手紙中孝介
Disc 2
1トロフィー 〜 ヘヘヘイウルフルズ
2健康Puffy
3花になるザ・コレクターズ
4月を超えろDetroit7
5ルート 2Sparks Go Go
6愛のためにHalcali
7これは歌だTheatre Brook
8サウンド・オブ・ミュージックDepapepe
9The Standard井上陽水

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