Lenny Kravitz "It Is Time for a Love Revolution"

これはいい! これは00年代のベストではないか!

と思って前のアルバムを聞き返したらどれも良かった...

なんかいつもそう思わされてる気がする。

やっぱりこの人は凄いです。 アルバムタイトルも凄い...

  1. レット・ラヴ・ルール [1989]
  2. ママ・セッド [1991]
  3. 自由への疾走 [1993]
  4. サーカス [1995]
  5. 5 [1998]
  6. Lenny [2001]
  7. バプティズム [2004]

Queensryche "Take Cover" [2007]

プログレ・ヘビメタ・バンドのカバー作。 彼らは本国アメリカでは異常に人気があるらしいのですが日本ではいまひとつですね。

ピンク・フロイド、ミュージカル「ジーザス・クライスト・スーパースター」の劇中曲、 CSN&Y、バッファロー・スピリングフィールド、オージェイズ、クィーン、 ブラック・サバス、ポリス、ピーター・ガブリエル、U2といったバラエティー豊かな 楽曲をカバーしてます。

なかなか楽しめた1枚で、ヘビメタって何でもありなんだな、と感心しました。

11曲で60分にも満たないのは、各曲のアプローチが同じような感じなのでしかたがないのでしょう。

そんな中、イタリアオペラのような壮大な10曲目はなかなか聴きごたえがあります。 (クラシックじゃなくて、有名なイタリアンポップスのバンドの元ギタリストが作曲した曲のようです)

最後のU2のライブでのカバーはちょっと長すぎてダレてしまうのがちょっともったいない...

Radiohead "In Rainbows" [2007]

ダウンロードせずに盤が出るまで待って買いました。 待った甲斐があったかというと、う〜ん...

頭2曲は良いんだけど、あとがなぁ....

『KID A』『アムニージアック』に比べるとかなり聴けることは確かですが、 このバンドにはやっぱり付いて行き切れません....

Radiohead "My Iron Lung EP"

タイトル曲と『ザ・ベンズ』期のシングルB面6曲と「クリープ」のアコステック・バージョンを 収めた特別編集盤。輸入盤では1994年に出てました。

タイトル曲はやっぱりいいですね。 「クリープ」もやっぱりいい曲ですし、トム・ヨークの歌の良さを再認識しました。

B面曲はそれ以上でもそれ以下でもないと思いました。

この頃から『KID A』以降に至る音楽性をすでに持ち合わせていることがわかりますが、 ギターがちゃんとギターとして鳴っているからか、まだすんなりと耳に入ってくるんですよね。

Soundtrack "I'm Not There" [2007]

女性や黒人少年も交えた6人の俳優が主人公を演じるボブ・ディランの伝記映画『I'm not there』のサントラ。 映画はヴェネチア国際映画祭で「審査員特別賞」を受賞しました。

パール・ジャムのエディ・ヴェダー、ソニック・ユース、ペイヴメントのスティーヴン・マルクマス、 ジャック・ジョンソン、ロス・ロボス、ヨ・ラ・テンゴ、ヤー・ヤー・ヤーズのカレン・Oといった 豪華な面々が参加。 (グランジ以降の世代が中心なのでその豪華具合が私は正確に把握できてませんが...) リッチー・ヘヴンズ、ロジャー・マッギン、ウィリー・ネルソン、トム・ヴァーラインなんて 懐かしい人達も参加してます。

エディ・ヴェダーの「見張り塔からずっと」、カレン・Oの「追憶のハイウェイ61」、 スティーヴン・マルクマスの「マギーズファーム」、ザ・ホールド・ステディーの 「窓からはい出せ」などロックなカバーが好きですが、ヨ・ラ・テンゴの「アイ・ウォナ・ビー・ユア・ラヴァー」、 ザ・ブラック・キーズの「悪意の死者」などのブルース色のあるものも気に入りました。 そして、女優シャルロット・ゲンズブールによるつぶやくような「女の如く」はとてもいいですね。

最後に納められた本人によるタイトル曲はザ・バンドとの共演で地下室時代の作品。 正式な発表は今回が初というだけあってたいしたことのないコレクターズ・アイテム。 楽曲的にはソニック・ユースのカバーの方が好きです。

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