今月は廉価盤とZEPとチャットモンチー。来月はたぶん年末のベスト盤特集。

Big Brother & the Holding Company "Cheap Thrills [Bonus Tracks]" [1999][original 1968]

いやー懐かしい。高校生のときにレコードで聴いて以来です。 ジャニス・ジョプリンの出世作にしてすでにジャニスの全てが詰まっている傑作。 FAZZがかかったサイケ感たっぷりの2本のギターも最高です。

Eagles "Hotel California" [1976]

いまさらながらアルバム通して聴くのは初めてでした。 彼らの作品の中でそれほど突出してるとは思えませんでした。 他の作品も十分いいですよねぇ。 ここはひとつ邦題で曲リストを載せときましょう。
  1. ホテル・カリフォルニア
  2. ニュー・キッド・イン・タウン
  3. 駆け足の人生
  4. 時は流れて
  5. 時は流れて(リプライズ)
  6. 暗黙の日々
  7. お前を夢みて
  8. 素晴らしい愛をもう一度
  9. ラスト・リゾート
「駆け足の人生」「暗黙の日々」のロック寄りの曲に惹かれましたが、 やっぱり「ホテル・カリフォルニア」のシングルB面だった「お前を夢見て」が 懐かしさも手伝って現時点でのベストトラックかな。

Great White "Great Zeppelin: A Tribute to Led Zeppelin" [1999]

1984年にデビューしたL.Aメタルのバンドで今年8年振りに新作を発表したとか。 しかしながら彼らのアルバム中一番有名なのはこれでしょう。 正規のライブ盤では聴けない曲も多数収録されていてアコースティックセットもやってます。 本物よりうまい、というか整った演奏がなされていて、どうもスタジオ盤の 再現に主眼がおかれているように思われます。 なので火花散るとか手に汗握るという感覚とは縁遠く、 特にギターがどうにも物足りませんでした。

Led Zeppelin "Mothership"

なんだかんだいって結局買ってしまいました。 3組目のベスト盤かな。 狙いは最新リマスター。 結果的には買ってよかった。 電車の中でもちゃんと聴けます。 内容は言うことなし。 強いて言えばアルバムが聴きたくてしようがなくなります。

Led Zeppelin "The Song Remains the Same [Bonus Tracks]" [2007][original 1976]

これは絶対買いでしょう。 音が良くなったばかりでなく未発表曲が多数収録されてます。 頭3曲以降長い曲ばっかりだったオリジナルに比べると、追加された曲によって かなりバランスがとれたセットリストになったのではないでしょうか。

チャットモンチー "生命力"

チャットモンチーのセカンド。 前作に比べると曲のバラエティーが増えて明るくなった。 演奏の引き出しもけっこう増えたような。 ライブを意識したという音数の少なさで歌やギターソロが引き立ってます。 ただファースト『耳鳴り』ほど胸キュンしないのが残念といえば残念。 出会ったきっかけのNHKトップランナーで見たのが『橙』と判明。 一度聴いただけで不思議と覚えてた。

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