バラバラで..。

THE WOODEN GLASS featuring BILLY WOOTEN"LIVE" [1972]

ふらっと立ち寄った新星堂でジャズファンクの超名盤と猛プッシュされていた1枚。 バイブ奏者というのが気になったけど、とりあえず購入。 なんだか歌モノの曲をインストでやってる雰囲気もしますが、 バックの演奏がえらく熱く、思わず体が動いてしまいます。 ギターのバッキングがかっこよくて全編通じて耳が釘付け。

V.A. "Jazz Funk Killers (P-VINE Jazz Funk Sampler 2007 for Shinseido)"

で、上の購入特典で無料でくれたCD-Rがこれ。 14曲入りのジャズファンクオムニバスで、上のCDからも1曲収録されてます。 心地よくのれるドラム&ベースにかぶさるレスリーオルガンとワウギターで どの曲も聴いてて気分がかなり高揚します。 フルートが入ってたり、歌モノだったり、バラエティーに富んでいて まったく飽きさせません。 実は上のCDよりこっちの方をよく聞いてます。

MEDESKI MARTIN & WOOD "NOTE BLEU Best of the Blue Note Years 1998-2005" [2006]

ジョン・スコフィールドさんがこの人たちと組むという記事を見てベスト盤を聴いてみました。
こういうのジャムバンドっていうんでしょうか。 基本的にオルガントリオなんですが、DJが入ってたり、ドラム・ベースがヒップホップだったり、 クラブミュージックらしさも感じられたり、上のジャズファンクにも通じるところがあったり。 わりと好きな部類で、けっこうBGMにかけたりしてます。
ところで、ストリングスとかメロトロンに聞こえる音があるけど、まさか?

MEDESKI SCOFIELD MARTIN & WOOD "OUT LOUDER"

メデスキ、マーチン&ウッドとジョン・スコフィールドさんが組んだのがこれ。
スコフィールドさんは若々しいというか、張り切ってるというか、 すんなり3人に溶け込んでるというか。MM&Wもこれまで以上にパワフルになってます。 お互いが触発されてこれまで以上のものが出てきちゃったんじゃないでしょうか。
その証拠に、これを聴いてから、MM&Wを聴くともの足りないんですよね。
日本盤には6曲入りの実況演奏録音盤が付いててこれがまたいいんです。

NILSSON "PUSSY CATS" [1974]

先月の流れで聞いてみました、ジョン・レノン・プロデュース。 内容は大きくニルソンアレンジとレノンアレンジとの2つに分かれます。
ニルソンアレンジはバックの音数が少ない静かないい曲なのですが、 なんせ声がしわがれ過ぎてて痛々しい感じがします。
レノンアレンジはどれも雰囲気がもろにレノン作品。 ほとんどがカバーで割と大胆にオリジナルから変えているようです。 レノンアレンジ唯一のニルソン作品はストリングスが特徴的で たぶんレノンさんの筆によるものじゃないでしょうか。
特筆すべきは参加ミュージシャンで、 ドラマーにリンゴ・スター、キース・ムーン、ジム・ケルトナー、 ベースにクラウス・ヴアマン、ギターにダニー・コーチマー、 ジェシ・エド・デイヴィス、サックスにボビー・キーズ、 というあり得ない豪華さ。
なのに当時はアルバムチャート60位で終わったという事実に、 そんなもんかなと納得した次第。

OZZY OSBOURNE "BLACK RAIN"

40過ぎてからOZZYを聴きだした身といたしましては、 アルバムを出していただけるだけで、リアルタイムに聴いた、 という経験ができますので、いや、ありがたや、ありがたや。
ザックワイルドがバックだけでなく作曲にも参加しているのが うれしいですね。 イントロを聴くと Black Label Society かと思うのも無理も ありませんが、歌が始まるともうOZZYワールド。

MAROON 5 "IT WON'T BE SOON BEFORE LONG."

ファーストの方が良かったですね。 ファーストはバンドサウンドだったし、ロック色があったし。
ボーカル曲として聴くにはいい曲がそろっているのかもしれませんが、 全体的にいうと、ちょっと私の趣味とは違いました。
(これ聴く前にチケット取っちゃったよ...)

OCEAN COLOUR SCENE "On The Leyline"

モーズリー・ショールズ・レコーズを立ち上げての第1弾。
曲のクレジットがオリジナルメンバー3人だった前作に比べ、 今作はバンド名義の曲でほぼ埋まってることから、 新メンバーも含めた5人で作り上げたアルバムということになりますが、 いつものOSC節全開で安心して楽しめました。
新メンバーのダン・シーリーが書いて自分で歌ってる曲も これ以上ないっていうくらいOCS色たっぷりだし。

JEFF BECK "OFFICIAL BOOTLEG USA '06"

いやーもーオープニングのボレロで参りました。 これを聴いて、ここ2回の日本公演のどっちにも行かなかったことを 猛烈に後悔してます。
前のライブ盤はベースレスで曲によっては物足りなかったりもしましたが、 このライブは4人編成でその点でも文句なし。
ベスト的選曲の中に『ギターショップ』から3曲も入ってるのと90年代以降は メローな曲しか入ってないのが意外でした。
しかし、オーヴァー・ザ・レインボウって曲は欧米人にとって よほど思い入れがあるんでしょうか。 クラプトンも最後にやったりしますよね。

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