梅雨にはレオン・ラッセル??
John Scofield "A Go Go" [1997]
ジョンスコさんのソロ作で、メデスキ、マーチン&ウッドがバックを務めたやつ。
これはこれで、新しいものに刺激を受けたジョンスコさんの作品ということで、
十分に良いのですが、『OUT LOUDER』を聴いてしまった今となっては物足りなさは否めず、
といったところです。
作曲は全部ジョンスコさんだし、MM&W は大先輩に遠慮もあったでしょうし、
お互いの相乗効果が十分に発揮されてるとは言い難いのではないでしょうか。
それがあったからこそ、今の『OUT LOUDER』につながったということで。
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Ocean Colour Scene "Live Acoustic: At the Jam House" [2006]
アマゾンで見つけて即購入。リリース時にはどこからも情報なかったなぁ。
OCSのメローサイドがさらに強調されたアコースティックライブ。
これは浸れます。沁みます。
が、肝心なところでガツーンとくるクラドックさんのハードなギターがないので、
あのカタルシス中毒の人にはちょっと物足りないかも。
いずれにせよ、OCSの違った一面を発見できる好盤です。
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The Asylum Choir "Look Inside the Asylum Choir" [1968]
レオン・ラッセルの(あんまり売れてなかったCDの)再リリース記事を見たのが
きっかけなんですが、結局買った輸入盤はいつでも買えたんじゃないかという...
レオン・ラッセルがマーク・ベノと組んだアサイラム・クワイヤのファースト。
ビートルズのサージェント・ペッパーに端を発したサイケの波がこんなところにも。
アメリカの泥臭さを目一杯残しつつあの時期のビートルズっぽさも満載という
得体の知れない不思議な世界についまたリプレイしてしまいます。
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Leon Russell/Marc Benno "Asylum Choir II" [1971]
こちらはその2作目。
1作目から3年たてばヒッピーもサイケも過ぎ去ったようで、
1作目のような奇をてらった感じはありません。
それもそのはず、レオンとしても乗りに乗ってるセカンドアルバムの頃。
ちょっとお洒落なスワンプロックが楽しめます。
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Leon Russell "Leon Live" [1973]
ソロ三作目『カーニー』が売れた翌年、つまり絶頂期のライブ。
聞こう聞こうと思いつつ今まで聞けてなかったのが悔しくて悔しくて...
取り返すべく、現在ヘビーローテーション中。
なんといってもディスク2のあの盛り上がりは何度聞いても熱くなります。
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Leon Russell "Will O' the Wisp" [1975]
レオンの隠れた名盤。レオンがAORしてます。
バックもジム・ケルトナー、カール・レイドル、J.J.ケイル、
スティーブ・クロッパー、ドナルド・ダック・ダンなどツワモノ揃い。
じっくり聴くとじわじわ効いてくるようなアルバムです。
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