年頭は落ち着いた感じで。
BOB DYLAN "Modern Times" [2006]
前々作「タイム・アウト・オブ・マインド[1997]」、前作「ラブ・アンド・セフト[2001]」と
3部作といわれてる新作。
前の2作同様、あんまりピンときませんでした。
渋くていい感じで、洋酒を飲みながらのB.G.M.にはぴったりかな。
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NEIL YOUNG "Living With War" [2006]
ブッシュ批判、反戦で貫かれたアルバム。
ギタートリオを中心にスタジオ・ライブ的に2週間で作られたそうなので
かなり荒削りです。ハードなフォーク・ロックという感じ。
本当に言いたいことを伝えたいならもっとちゃんとした形にした方が伝わる
んじゃないかという気もしますが、最終的には、いやこれはこれでいいんだ
この勢いが大切なんだ、ということに落ち着きました。
年齢を考えれば驚くべきことですよね。
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NEIL YOUNG & CRAZY HORSE "Live At The Fillmore East" [2006]
ニール・ヤングの70年のライブ6曲43分。
「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」以前なのでソロ2作目
「ニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホース」の収録曲がメイン。
なのに「シナモン・ガール」入ってなかったりします。
また、この日のライブの前半のアコースティック・パートは収録されていません。
「ダウン・バイ・ザ・リバー」12分超、「カウガール・イン・ザ・サンド」16分超、
と長尺なギターソロが含まれてますが、まったく飽きさせません。
70年代の空気に触れたような気になってきます。
「ライブ・ラスト」や「ウェルド」とはまた違った魅力に溢れた名ライブ盤。
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ERIC CLAPTON "clapton chronicles & special bonus selection - Japan Tour 2006 Limited Edition" [2006]
またつまらぬものを買ってしまった...
来日記念盤で前に出たベスト盤に、特別ボーナスディスクがついた2枚組。
当然日本盤なので、ディスク1には、既に持っていた外盤には入ってない、ボーナス・トラック
(「ハード・タイムズ」)が入っていました。
ディスク2は特にこれといったレアなトラックはなく、既発アルバムから集めたもの。
"Say What You Will" を愛・地球博コンピレーションアルバム収録バージョンに
するくらいの気配りがほしかった。
Special Bonus Disc | original album |
01 | Say What You Will | Back Home |
02 | I Ain't Gonna Stand For It | Reptile |
03 | So Tired | Back Home |
04 | Back Home | Back Home |
05 | If I Had Posession Over Judgement Day | Sessions for Robert J. |
06 | Old Love | Journeyman |
07 | Bell Bottom Blues (Live) | 24 Nights |
08 | Badge (Live) | 24 Nights |
09 | Cocaine (Live) | One More Car, One More Rider |
10 | White Room (Live) | 24 Nights |
11 | Sunshine Of Your Love (Live) | One More Car, One More Rider |
12 | Layla (Live) | One More Car, One More Rider |
13 | Over The Rainbow (Live) | One More Car, One More Rider |
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THE COOPER TEMPLE CLAUSE "Make This Your Own"
ザ・クーパー・テンプル・クロースの3作目。
私は、オアシスが初期ピンク・フロイドのカバーをしてるような雰囲気をもつ
このバンドが大好きです。
ファーストアルバムはそこそこ話題になったようですが、セカンドはほとんど
注目されませんでした。これがめちゃ良かったのに...
今でも何となく浮いた存在になっていて今回もあんまり注目されてないみたいですね。
さて、そのサード・アルバム。これがいけません。
私の好きな部分が目減りしてます。
メンバーがひとり脱退したのは知っていましたが、
こうも音楽性が変わってしまうとは...うーむ...
今後もウォッチし続けるかどうか微妙になってきたゾ...
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