輸入盤80%オフセールと年末ベスト盤攻勢にやられました。

Eric Clapton "Complete Clapton"

レア音源などの意外性がまったくないベストがまた出ました。 で、結局買ってしまったわけですけども、せめてロバート・ジョンソンの カバーが入っている輸入盤を選んでこだわりを見せてみたというわけです。 ほぼ年代順に並べられていて、フィル・コリンズと組んでMTVに出たりした時期以降がディスク2、 それ以前がディスク1という分け方。 やっぱり自分はディスク1の後半が一番好きだと再確認しました。

Santana "Ultimate Santana"

サンタナのものすごく極端なベスト盤。 ファーストアルバム(1969)〜サードアルバム(1971)からと 1976年の「哀愁のヨーロッパ」で計7曲。 ここ最近の3作(1999-2005)から6曲。(うち『スーパーナチュラル』が4曲)  残りが新曲や未発表曲で全18曲。 デビューして40年のうち真ん中のほぼ30年間をよくもこうバッサリと切り捨てられたもんです。 『スーパーナチュラル』以前と以降とで2枚組にすれば良かったのに。

Marc Bolan & T.REX "Gratest Hits"

輸入盤では9月に出てましたが12月に出た国内盤を入手しました。 ジャケットが鋤田正義撮影の写真になっていて、こっちの方がかっこいいし、 中にも12枚の写真が封入されているし。日本語解説もあるしね。 内容はというと、ディスク1は文句なし。 マニアックなディスク2は私にとっては要らなかったかな。

Eagles "The Long Run" [1979]

10%オフセールの廉価盤。
先月ホテル・カリフォルニアを聞いていて無性にこれが聴きたくなりました。 シングル「ハートエイク・トゥナイト」を持ってたのを思い出します。 この曲のスライドギターがお気に入りでした。 「ホテル・カリフォルニア」1曲が大きくて重い同アルバムより気分が楽な感じがして こっちの方をよく聴いてしまいます。

Free "Fire and Water" [1970][2001]

80%オフセール品。
リマスターされてボーナストラックが6曲追加されてます。
  1. Oh I Wept [Alternate Vocal Take]
  2. Fire and Water [New Stereo Mix][#]
  3. Fire and Water [BBC Session][#]
  4. All Right Now [BBC Session][#]
  5. All Right Now [Single Version]
  6. All Right Now [First Version]
軽快で楽しげなオール・ライト・ナウが面白かった。
フリーってスタジオ盤を聴いているとなんだか物足りなくて、 ライヴ盤を聴きたくなってしまうんですよね。

Neil Young "Harvest" [1972]

80%オフセール品。
ロックな曲がまったく無くて物足りませんが、ものすごく沁みます。 これを聴いて前作「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」はやっぱり傑作だなと再認識しました。

Kings of Leon "Aha Shake Heartbreak" [2004]

80%オフセール品。
確かファーストを聞いたことがあったなぁ、くらいのノリで買いました。
2003年7月のファーストアルバムのレビューにこう書いてます。
ガレージなCCRというキャッチに惹かれて聞いてみました。
確かにアメリカだし確かにCCRなところも。そしてガレージです。(中略)
何度か繰り返し聞くうちにボブ・ディランのようなパワーを感じたりしてます。
なかなか悪くない印象だったと言えます。

そしてこれがセカンド。 ...80%オフでも金返せって思ってしまった...
CCRはいったいどこ行ったんだ?!
自分たちの世界をちゃんと築いたのは偉いと思うけど、私はこれはまったくダメです。
ストロークスは良いと思えるけど、これはダメ。

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