The Doors "The Very Best of the Doors" [2007 1 CD]

ザ・ドアーズの40周年記念ミックス音源を使ったベスト盤。
2枚組+DVDのバージョンもありますが、これは1枚の方。
オリジナルアルバム6枚しかないんだから20曲も入ってる1枚もので十分かと思って。

リマスターにしては音圧がそれほどでもなく、電車で聴くときに他のCDより ボリュームを上げないといけませんでした。
リミックスについてはそれほど良くなったとは思えません。
ハートに火をつけてのピッチが上がってるのはなんで?
なんか居心地が悪い感じでした。

内容は言うに及ばず。だってドアーズですもの。
私にとってのドアーズはやっぱりファースト&セカンドの頃だと再確認しました。

Mountain "Masters of War"

なんとマウンテンです。
レスリー・ウェストはときたまブルーズ・アルバムを出してたりしますが、 驚いたことにマウンテン名義で新譜が出てきました。
あれ?フェリックス・パパラルディは参加してないけど? と思って調べてみたら1983年に奥さんに殺されてました...南無...

このアルバムは全編ボブ・ディランのカバーです。
え?と思うくらいオリジナルとはかけ離れて全曲ハードなブルーズ・ロックになってます。
ギターもボーカルも渋くて力強くて汗臭い...。
でも音づくりはさすがにモダンな感じにまとまってます。

なぜ、今、マウンテンが再結成してボブ・ディランを演るのか?
ようわかりません(その答は風に吹かれてる?)が、
なかなか妙な楽しみ方ができる1枚です。

Prince "Planet Earth"

プリンス殿下の新作。
これは凄い出来です。

ラップ調に流してる(失礼)ところなぞ皆無で、 全曲ちゃんと盛り上がりのある歌になってます。
そのメロディーがとても良くできてます。
2回目に聴いたときに、あ、聴いたことある曲、 なんてことになるほどです。

ウェンディ&リサが参加してることもあってか、 レヴォリューション時代の雰囲気も少しします。

中でも殿下がギター弾きまくりで
I love you, baby.
But not like I love my guitar.
なんて歌う「Guitar」って曲が最高です。

O.S.T. "Spider-Man 3: Music from and Inspired By"

スパイダーマン3のサントラ。
最近の音楽シーンを俯瞰できることもあって、この手のサントラには よく手を出してます。
スパイダーマンはロック系でまとまっているのでいいですね。

2002年の1作目は、ニッケルバックのチャド・クルーガーがテーマを歌って、 SUM41、ストローククス、ハイヴズ、エアロスミスらが参加してました。

2004年の2作目は、トレイン、フーバスタンク、ジェット、マルーン5、 ブライアン・メイらが参加してました。

この3作目はスノウ・パトロール、キラーズ、イェー・イェー・イェーズ、 ウルフマザー、フレイミング・リップス、ジェットらが参加しています。

気に入ったのはキラーズ、ウォークメン、イェー・イェー・イェーズ、 ウルフマザーあたりです。

ウルフマザー、最初はホワイト・ストライプスかと思いました。

最近よくB.G.M.にしてます。

The Traveling Wilburys "The Traveling Wilburys Collection"

聴こう、聴こうと思いつつ、今まで持ってませんでした。
ので、これが出たときにはすぐに飛びつきました。

やっぱりVOLUME1の方がいろんな曲調があって、 皆で作った感があっていいですね。
ロイ・オービンソンさん、存在感あり過ぎです。
ボーナス・トラックは未発表曲としか書かれてませんが、 ボツ曲ってことかなぁ。

VOLUME3の方はカントリー・ロック調で統一感があるとも言えます。
なんとなくボブ・ディランのアルバムに他のメンバーがゲストで参加 してるという雰囲気がします。
ボーナス・トラックは2曲どちらもカバーです。
1990年のルーマニア戦災孤児救済チャリティ・アルバムの収録曲と シーズ・マイ・ベイビーのB面だったランナウェイ。
後者はとっても元気良くやってます。

ディスク2のDVDは演奏シーンが細切れなのが気になりましたが、 大の大人たちが楽しそうにやってる姿がほほえましくて良かった。

戻る