単なる偶然ですが、ブルースロック月間でした。
FREE "Live At The BBC"
他のBBCものもそうなんですが、ライブといえども放送用なのでコンパクトに凝縮されているのが
魅力なんですが、2枚目のコンサート音源の音質が悪いのが残念。
それと、活動期間が短かったせいか、曲のダブりが少なくなく...
しかし、改めて実感しましたが、ベースの存在感がものすごく大きいバンドですよね。
ポール・マッカートニーのように歌うベースラインでもなく、
ジャック・ブルースのように目まぐるしく動き回るわけでもないんですが、
必要最低限の音数でもって1音1音が重くのしかかってくるといいますか。
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CACTUS "X"
あのジェフ・ベックとB.B.A.を組んでいたティム・ボガード、カーマイン・アピスの
リズム隊を擁するカクタスが再結成したというので聞いてみました。
(オリジナルメンバーが他界されたボーカルパートは別の人です)
おお、なんだこりゃ! わ、若い! なんでこんなに現役感バリバリなの?
当時の音の方が格段にシブく聞こえます。
先月聞いてたオーディオスレイヴよりももっともっと王道で直球なハードロックです。
んでもって、アメリカのバンドなのにブリティッシュなんだなぁ、これが。
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THE DEREK TRUCKS BAND "Soul Serenade" [2003]
知り合いのバンド UMホームラン のKさんからの頂き物。
最新作と違って歌ものはグレッグ・オールマンが参加してる曲のみ。
んでブルースロックはこの曲だけ。
ジャズっぽい曲やフュージョンっぽい曲で、スライドだアコースティックだと
思う存分弾きまくっていて、ダレずに聞かせてくれます。
中でもオールマンっぽいインスト曲には燃えました。
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UM-HOMERUN "UM-Homerun Song Book"
その UMホームランのデモ曲集。
ボーカルにまったく迫力ないのがご愛嬌ですが、
その目指すところは90年代UKギターロックか、はたまた00年代のガレージロックか。
いや、単なる物まねに終わらず、上に下に突き抜けそうな勢いも垣間見られます。
それに比べて自分はどうよ?と自問自答させられました。勉強になりました。
あ、そうそう、歌詞ほしいです。ってここに書いてもしゃあないんですけどね。
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HUMBLE PIE "Rock On" [1971]
HUMBLE PIE "Performance - Rockin' The Fillmore" [1971]
HUMBLE PIE "Smokin'" [1972]
HUMBLE PIE "Eat It" [1973]
HUMBLE PIE "Thunderbox" [1974]
実はここ数ヶ月、スティーブ・マリオットがスモール・フェイセズの後に組んでいたハンブル・パイを
まとめ聴いておりました。
スモール・フェイセズはアメリカを志向しつつもブリティシュを捨てていませんでしたが、
ハンブル・パイはUKのバンドというのが信じなれないくらいアメリカンです。
歌ものとしての曲の魅力がいまひとつなのが知名度の低さにつながっているんでしょうかねぇ。
また、スタジオ盤でもあんまり音が良くなかったりするのも難点です...。
以下、1枚ずつ、上から、
ピーター・フランプトンがまだ在籍していた4作目。
また完全にはアメリカに振り切ってないが以降の方向性は十分表れている。
ピーター・フランプトンは最後になる5作目のライブ。
客とのコール&レスポンスがけっこう多めなので映像がないとつらい面も。
2人のギターは聴きもの。
6作目は、ピーター・フランプトン脱退後、ライブ盤の勢いに乗って全米トップ10を果たした彼らの代表作。
2枚組のLPの4つの各面が、ハードなオリジナル、R&Bカバー、メロウなオリジナル、ライブと色分け
されたバラエティーに富んだ7作目。
最も一番気に入ったのが8作目。ファンキーでカッコいいです。
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