KULA SHAKER "Revenge of the King EP"

クーラ・シェイカー再結成おめでとうございます。 遅かれ早かれこうなると思っておりました。 ジーヴァズのライブで一番盛り上がるのはクーラの曲だったもんねぇ...
で、肝心の内容はというと、肩の力が入ってるとがっかりしかねないかも。 様子見のつもりで聞くとけっこう良かったりするのですが。
たぶん原曲そのものはジーヴァズでやっても違和感のない感じだと思います。 ジーヴァズがクリスピアンの趣味に何のフィルターもかかってない状態だとすると ここに収められた曲はどれも見事にクーラのフィルターはかかってます。 サイケ期のビートルズに通じるベースの貢献が大でしょう。 対して、第一期同様、キーボードが存在感希薄なのが心配。
とにかくフルアルバム、期待してます。

JOHN McLAUGHLIN "Industrial Zen"

枕不倫さんが久々にジャズ・ロックしてる名盤、との評を受けて 聴いてみたのですが、欲求不満になりました。 ファンクな曲で荒れ狂う感じを期待してしまったので、 小奇麗な雰囲気の中で多少感情が高ぶる程度のものでは満足できませんでした。 個人的に、この手の音楽はあまり受け付けなくなってきている、といいますか、 少し趣味からはずれたものをちょっと我慢して聞き続ける、 ということができなくなってきているのかもしれません。

MUSE "Black Holes and Revelations"

MUSEの新譜なんですが、最初聴いたときはピンときませんでした。 なんかMUSEらしくなくなったような印象を受けました。 よく言えば音楽の幅が広がったってことなんですが。 前作の方が良かったと思いつつ、何度も聴いてしまうんですけどね。 ライブでどうするんだ?とか心配してしまう曲も少なくなく。

V.A. "If I Were a Carpenter" [1994]

カーペンターズのトリビュート盤。 日本からは少年ナイフが参加していることで有名? なかなか楽しめるんですが、 しかし、カーペンターズ恐るべし。 どこをどういじってもカレンの歌声とリチャードのアレンジが 浮かんできてしまいます。 その点ではやはり女性ボーカルの方が分が悪いようで。 そんな中、レッドクロスのオルタナティブなイエスタデイ・ワンス・モアは ◎でした。

SMALL FACES "Ogden's Nut Gone Flake" [1968]

スモール・フェイセズの代表作にこのアルバムを挙げるのはいかがなものか、 という発言をしたにもかかわらず、まんまるの紙ジャケのかわいさには抗えず... あらためて聴いても、いい曲はすごくいいんだけどアレンジというか録音がもうひとつ だったりしてもったいないし、つまらないところはやっぱりつまらないと思いました。

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