最初の3枚はブック・オフ\750。
そして今月もまたまたサンタナ。
MR.BIG "[[V]] At The Hard Rock Live" [1996]
え?こんなライブあったっけ?と思いつつ買ってみたら
なんとギターだけアコースティックなのでした。
ジャケットにはエレクトリック・ギターを持ってる写真しか載ってないにもかかわらず!
ベースはどう聞いてもエレクトリック・ベースなのでアンプラグドとは呼べませんよね。
アコースティックなのでそれなりにポップな曲が並んでいて
Mr.Bigの曲の良さが再確認できたり、ギルバートさんのアコースティック・プレイ
が堪能できたりするわけですが、やっぱり欲求不満を感じてしまいます。
アコースティックでドリル・ソングまでやっちゃうところが
ミスター・ビッグ?
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OZZY OSBOURNE "Ozzmosis" [1995]
引退宣言後の復活作。ジャケットは当時見た記憶があります。
一聴して印象に残ったのはやはりザック・ワイルドのギターですね。
スティーブ・ヴァイが参加してますが、それは曲作りだけの話で、
演奏はまったくされてませんので、お間違い無きよう。
総じて、曲のインパクトではやはり「ノー・モア・ティアーズ」には及びません。
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SLASH'S SNAKEPIT "Ain't Life Grand" [2000]
ガンズのスラッシュのバンドの2作目。
まだガンズ在籍中に出した1作目は聞いたことないけど、
スラッシュさん曰く「前作はこのアルバムのデモみたいなもん」だとか。
これを手に取ったときは、まったく期待してなかったので、聞いてみてビックリ。
これをブックオフに売っ払らった奴の気が知れん。
ガンズと比べてまったく遜色ないじゃないですか。
ガンズもベルベット・リボルバーもこの人が中心だというのがよくわかりました。
本作はガンズよりはベルベット・リボルバー寄りと言えます。
とはいえアクセルが歌えば何でもガンズになるんでしょうけど。
このバンドがそれほど売れなかったのはなぜでしょう?
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V.A. "Back Against The Wall"
超豪華な面子によるピンク・フロイドのザ・ウォール全曲トリビュート。
どれほど豪華かというと、
エイドリアン・ブリュー、トニー・レヴィン、ジョン・ウェットン、
アラン・ホワイト、スティーヴ・ハウ、リック・ウェイクマン、クリス・スクワイア、
キース・エマーソン、のプログレ陣のみならず、
ロビー・クリーガー(ドアーズ)、スティーヴ・ルカサー、スティーヴ・ボーカロ、
マイク・ポーカロ、はてはグレン・フューズ、ロニー・モントローズ、といった
ハード・ロック勢まで参加してます。
ギターソロのところをイアン・アンダーソンがフルートでソロしてて新鮮だったり、
グレン・フューズがベーシストじゃなくてボーカリストとして参加してて
それがやたらはまっていて、しかもそのバックでぶっとんだカッコいい
ソロを弾いてるのがカーズのギターの人(エリオット・イーストン)という
意外な発見があったりしますが、
基本的にオリジナルに忠実に作られているので
あまり面白みがないといえばないですね。
オリジナルが如何によくできているかを再認識するとともに、
あのボーカルじゃないと一気に病的な感じが薄れて素直に楽しめるもんだと実感しました。
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SANTANA "Shaman" [2002]
あのスーパーナチュラルから3年。
路線は同じく豪華なゲストを招いた作品。
ですが、前作はゲストの味を出しつつどこかしら統一感があったのですが、
ガール・ポップあり、ミクスチャー・ヘヴィ・ロックあり、クラシックありの
本作には散漫な(良く言えばバラエティーに富んでいる)印象を受けました。
カルロス・サンタナが客演したトラックを集めたアンソロジーを
聞いているような気になってきます。もっとも、
客演だったらこんなに弾きまくるわけないですがね...。
それにしてもサンタナさんは器用だな、と感心します。
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SANTANA "All That I Am" [2005]
そしてまた3年。またまた同じ路線。
3部作の最終章とか言われてますが本当?
いい歌が揃っていてじっくり聞かせるアルバムという印象です。
ミッシェル・ブランチは曲調が浮きすぎですが。
スティーヴン・タイラーはサンタナのギターがなければ
エアロスミスになっちゃってますね、きっと。
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