何なんでしょうねぇ。新譜ばっかりにもかかわらず、いったい今はいつ?って感じ。

JOHN & YOKO / PLASTIC ONO BAND "Sometime In New York City (Remixed/Remasterd)"

アナログ盤以来なのでかれこれ20年以上も聞いてなかったことになりますか。 今聞くとこんなに親しみやすいアルバムだっけ?とちょっと驚いてます。 アナログ盤の2枚目はほとんど聞かなかった記憶があるので、 ジャムをはしょって1枚ものにしたのはまあ賛成できます。

JOHN LENNON "Walls And Bridges (Remixed/Remasterd)" CCCD

上のニューヨークがCCCDじゃなかったのでこれも一緒に買ったら、 こっちだけCCCDで大ショックでした。
これも20年振りになります。 このアルバムはなんといってもいい曲を腕が確かなメンツで演奏してるのがいいですね。 リミックス&リマスターでもやっぱりベースが目立っていて、これがツボにはまった いいラインなもので、ベースにばっかり耳がいってしまいます。

GEORGE HARRISON AND FRIENDS "The Concert For Bangladesh"

80年前半の福岡の映画館(テアトル西新)でよくリバイバル上映(2本立で格安料金) されてたロック物をひとりで見に行ってました。 ラスト・ワルツ、ツェッペリン狂熱のライブ、最後のフィルモアイースト、 ウッドストック、そしてこのバングラディッシュなどなど。 (ストーンズのライヴやザ・ウォールはリアルタイムだったので普通の料金払って 見ました)
ラヴィ・シャンカールが始まったときにはどうなることかと思った記憶があるのですが、 ジョージやクラプトンはあんまり覚えてなくて、 インパクトが一番強かったのはレオン・ラッセルですね。 トーキング・ブルースのヤング・ブラッドが強烈でした。 あと、レオン・ラッセルがボブ・ディランのバックでベース弾いてたのが疑問でした。
こうしてちゃんと聞いてみると、ジョージのベスト・ライブだとは思うんですが、 それでもなおレオン・ラッセルとボブ・ディランのインパクトが強すぎますよね。
ところで、カンボジア難民救済コンサートの方は一向にCDもDVDも出ないんですが、なぜ?

CREAM "I Feel Free - Ultimate Cream Triple CD BoxSet"

再結成クリームが刺激となって、とりあえずBBCライブでも聴こうと 思ったらこんなものが出てました。ベスト&リマスターのスタジオ編、ライブ編の 2枚プラスBBCライブというボックスセット。 これだけあれば十二分で、BBCを含まない2枚組で十分だったりして。

STEVIE WONDER "A Time To Love"

10年振りのアルバムとか。
ポール卿やプリンス殿下が参加してるというので大いに期待したのですが、 どちらもギター弾いてるだけで、曲を共作したりデュエットしたりはしてません。 なーんか騙された気持ちのまま、缶コーヒーCMなんかの甘めのバラードを想像して 聞き始めたら、オペラちっくな重苦しいコーラスが出てきてあれれ? もっと賑やかな明るい曲で始めればいいのに。
その後も暗いままで4曲目の明るいバラードと5曲目のファンキーなのが出てきて やっとスティーヴィーらしさに安心できた次第。 まあ、絶好調の時代と比べるのは気の毒というものですが、 それでもかなりのセンはいってると思います。 ファンキーな曲よりしっとりとした曲の方が多くて、高級車で都会を走るときに 似合うというイメージを持ちました。

SANTANA "Santana [Legacy Edition]" [2004]

サンタナのファーストのリマスターに、アウトテイクやスタジオ・セッションの 未発表音源、それにウッドストックでの演奏が丸ごと収録されてます。 未発表音源の中にはダレるものもありますが、やはり聞き所はライブですね。 怖いものなしの勢いが感じられます。 ファーストそのものは傑作と呼ばれている2作目より荒削りで原初的な力に溢れてて、 どっちも捨てがたいといったところ。
しかし、この人、デビューから一貫してこれなんですよねぇ。 凄いなぁ。

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