OASIS "Don't Believe The Truth"

一聴してリズム的に変わった曲が多いなと思いました。 4/4拍子じゃなかったり、4/4拍子でもズンタンズンタンじゃなかったり。
曲調は前作の傾向をさらに推し進めたようなイメージです。 オアシスっぽさを醸し出しているのは今やアンディーとゲムの曲だけ。 リアムの曲は、あっという間に終わる激しめの曲以外は、おとなしい曲ということも あってか印象に残りません。
ノエル兄ちゃんの曲は、ベルベッツ・ミーツ・ボブ・ディランな曲を始めとする、 ちょっと無謀とも思えるはみだし方が気になりました。 うーん、こんなもんじゃないでしょ、アンタは...。
とはいえ、ジョン・レノン丸出しの最後の曲はいいです。 しみじみと感動してしまいます。 ピアノとストリングス。ツボを心得てます。

JOE PERRY "Joe Perry"

ジャムって作った感の強いジョー・ペリー・プロジェクトよりはさすがに 楽曲として練られた感じがしました。 ドラム以外の楽器をひとりでやってる宅録アルバムにしてはとても勢いがありますし。
ギター好き(ギター弾き?)的にはおいしいアルバムですけど、 普通に聞くともうひとつだと思います。 声の音域が狭いせいでしょうが、歌メロが低いところに集まっていて、 サビの盛り上がりでカタルシスが得られないんですよねぇ。 いい曲なのにもったいない...。

AUDIOSLAVE "Out Of Exile"

今では車載MDとなりましたが、一時期は通勤時間にこればっかり聞いてました。
1stは、まだミクスチャー系のアプローチが見られるバッキングに後から歌メロを つけたっぽい曲(レイジ組提供曲?)と、普通の歌メロにどうやって普通じゃない 伴奏をつけようか考えあぐねた曲(クリス提供曲?)の2種類にわかれてるような 気がして、どこかぎこちない印象でした。
今作はそんなぎこちなさは微塵も感じず。 ミクスチャーっぽさが少なくなった以外はさほどアプローチが変わったようには 思えませんが、とにかくカッコいいです。 曲のキャラが立ってるといいましょうか。 メロディアスでない曲でもボーカルラインが親しみやすいというか。 そういやテンポが少し速いの曲が多いかな。 あと、ライブではどうすんの?ってくらいギターは重ねられてますね。 しかし、あのギターソロはストレス感じます。ちゃんと弾けっ!

FOO FIGHTERS "In Your Honor"

CCCDなので車載MDとなってます。
なのでさほど聞き込めてませんが、全体を通して発散した印象で、 今はまだ前作の方が好きです。
ロック盤は、どの曲も同じようなギターサウンドをバックに同じような盛り上がりで飽きてきます。 アコ盤は、どの曲もボヤーとした感じ。最初は新鮮でしたけど、これだけ続くと飽きます。 2枚それぞれが、どの曲も同じに聞こえるというか。
やっぱり1枚に集約したほうがよかったんじゃないかなぁ。

DREAM THEATER "Octavarium"

通勤片道にほぼ収まる75分たっぶり楽しんでます。
前作は暗く激しい曲が多かったらしいですが、今作はバランスが取れてます。 圧巻はラスト2曲。
ラス2は10分オーバーのクラシカル様式美系。 その後のラストはなんと24分の大曲。
出だしのギターソロはピンクフロイドで、フルートも聞こえてきて歌が入るとジェネシス、 インストになるとこれはもうイエスそのもの。
こんなアルバムがオリコン総合で週間10位に入るってのはうれしいことです。 こんど来たらライブ行こうっと。(どんな風に盛り上がればいいのかわからんが...)

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