ジェフ・ベック以外はつなぎです、はっきり言って。
この秋はクラプトン、ストーンズ、クイーン、クリーム、ポール卿、
ジョン・レノンという怒涛のリリース・ラッシュです。
今年はいったい何年なんだ?って感じですね。
JEFF BECK "Live At B.B.King Blues Club"
ジェフ・ベックのライブってひょっとして「ライブ・ワイアー」以来ですか?
バックはドラムにテリー・ボジオ、キーボードにトニー・ハイマスというベース・レス・トリオ。
この顔ぶれはアルバム「ギター・ショップ」と同じ。
思えばいまの作風はこのアルバムから始まったんでしたねぇ。
前回と前々回の来日は行ったんですが(今回はなんとなくやめました)、
その2回はどっちもフルバンドだったので、やっぱり違和感がありますねぇ。
なんか寂しい。せめてベースがいれば...
その分、ギターを堪能すればいいんですけど、なんだかバランスの悪い練習の音源を聞いているようで...(すんません、すんません、すんません)
ライブではもうやんないと言ってたはずのフリー・ウェイ・ジャムが聞けてうれしいですね。
あと、エンジェルとかホェア・ワー・ユーなんかの静かな曲はこのメンバー構成でも十分ですし、
ア・デイ・イン・ザ・ライフ、ピープル・ゲット・レディーの歌ものシリーズは良かった。
やっぱり今回の公演も行っとけばよかったかなぁ。
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V.A. "HOPE for the children of Iraq" [2003]
ダイエー閉店2割引セールにて。
イラクの子供たちへのチャリティ・カバー・アルバム。
ポール・マッカートニー、アヴリル・ラヴィーン、デヴィッド・ボウイ、
などが参加してます。
国内盤だけどライナーには英語ライナーの訳しか載ってなくて、
誰のカバーだかわからない曲が多いです。必ずしも作曲者=歌手じゃないですからね。
ポール卿もボウイ氏もご本人の曲なのはカバーだけじゃなく新録曲もありってこと?
ビヴァリー・ナイト(たぶんR&Bの人?)がステイーヴィー・ワンダーを
カバーしてるのや、トラヴィスやジョージ・マイケルのシリアスな曲よりも、
アヴリルのアコースティックなほんわかボブ・ディランとか、
ニュー・オーダーの全然レゲエじゃないジミー・クリフのカバーや、
ローゼズ・フォロワー世代のシャーラタンズによるカーティス・メイフィールドの
カバーなんかが楽しめました。
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MR.BIG "Actual Size" [2001]
MR.BIG "Get Over It" [2000]
リッチー・コッツェンのギターを聴いてみようと思ってたら
ブック・オフにあったので「アクチュアル・サイズ」を買ってみた。
ブック・オフのCDコーナーってよくできていて、同じアーティストでも
よく見かけるアルバムとまったく見かけないアルバムがあって、
よく見かけるアルバムはやっぱりイマイチなことが多いです。
だから買った人は早々にまた売りにくるのでいつみでも同じアルバムが並んでるんでしょうねぇ。
ミスター・ビッグでよく見るのは3枚目「バンプ・ア・ヘッド」4枚目「ヘイ・マン」とこの「アクチュアル」。1枚目2枚目と、リッチー・コッツェン参加1作目の「ゲット・オーヴァー・イット」はあまり見かけません。あとライブ盤もちょこちょこ見かけるのは意外なんですが。
前置きが長くなりましたが「アクチュアル」はポップで売れ線狙いという印象でした。
中にはギターを堪能できる曲もありましたが、なんだか、がっかり。
よっぽど「ゲット」路線が売れなかったのでしょうか。
それでブック・オフにない「ゲット」をアマゾンで購入(\1279)。
こっちはいい!70年代っぽくハードに攻めてます。
サビがポップになる傾向はありますが、ギターが目だってるので良しとします。
しかし、このバンドはやっぱり「ビー・ウィズ・ユー」1曲だけがバカ売れしてしまったことが
最大の不幸ですよね。第一線より少し引いたところでマニアックに行ってくれてたらなぁ。
全アルバムから甘っちょろい曲を差っ引いたBOXとか出ないかなぁ。出ないだろうなぁ。
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WHITESNAKE "Gratest Hits" [1994]
ダイエー閉店セールで20%引きだったので買ってみた。
今さらですが、ほとんど聞いたことなかったので。
蓋を開けてみるとMTVの香りがプンプン。
中にはハードな曲もありますが、売れ線狙いの曲が多く、
完璧王道ロックバラードにはウンザリ。
このバンドは初期4枚までがいいらしく、このベストは
アメリカを意識してポップになってた時期から選んだベストだったのでした。
カバーデイルさん自ら選んだ初期ベストが出てるらしいので機会があれば。
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SHERYL CROW "Live From Central Park" [1994]
ブックオフにて、クラプトンとキース・リチャーズが参加してるのに気づいて。
確か\750。
シェリル・クロウは何かのオムニバスで聞いたくらいでまともには聞いたことなかった。
確かにオヤジにはぐっとくる声ですな。見た目もきれいだし。
でも、これをきっかけにハマってアルバム揃えるほどではなかったです。
ハッピーとホワイト・ルームも、おお、いいねぇ、という程度。
グラミー獲った時期のスタジオ盤は夜中に酒飲みながら聞くにはいいのかもしれんけど。
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