70年代アメリカン(お馬鹿)ロックのマイブーム到来!
DURAN DURAN "Astronaut"
17年振りにオリジナルメンバーが揃って来日したのが去年の夏。
すぐアルバム出すのかと思ってたら今までかかりました。
全員で曲を書いて全員でプロデュースもやったと。
あまり期待しないようにして聞いた上で、まあこんなもんか。
ユーロビートとR&Bとロックの狭間で自分達の立ち位置を模索してる、
という感じを受けました。曲によって、ナイル・ロジャース、
ドン・ギルモア(パール・ジャム)、ダラス・オースティン(TLC)
という3人の共同プロデューサを使い分けたこともそんな印象を
強くしてます。
とにかく、ロックな曲が少なくてギター目立ってなくて物足りません。
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BRIAN WILSON "Smile"
とにかくビーチ・ボーイズの何が嫌いかっちゅうと、あんなにいい曲なのに
モノラル録音しかしなかったこと。ペットサウンズがどんなに良くても
通勤時間にヘッドフォンで聞くにはちょっとつらいと思ってました。
そこで、これ。「何十年ぶりで完成したあのスマイル」とかいうのは
あまりどうでもよくてとにかくステレオのいい音であのサウンドを聞けるのが
うれしいです。が、しかし、電車で聞くと騒音にまみれて聞き取り難いこと...
これが当時出ていたらものすごいことになっていただろうなんて言われていますが、
どうでしょうねぇ。ある意味ちょっと行くとこまで行ってる感もあって、
あんまり売れはしなかったのではないかと。トミーやボヘミアン・ラプソディーは
今とは違う風になったかもしれませんが。
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JOHNNY WINTER AND"Johnny Winter And" [1970]
JOHNNY WINTER AND"Johnny Winter And Live" [1971]
JOHNNY WINTER "Still Alive And Well" [1973]
ハープー松本さんが好き好きいってたので聞いてみました。
もろにテキサスブルースなアルバムもあるらしいけど、
これらはリック・デリンジャーがプロデュースしていたロック期のもの。
いやー、本当にギターが達者です。スライドも抜群。
だみ声でがなる、ギターソロが長い、ハードなロックンロール、
という70年代アメリカンロックの典型的なイメージに
あまりにもそのものの音だったのでちょっと驚いてしまいました。
ここしばらくの合言葉は「ロックンロール・フーチー・クー」でやんす。
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MOUNTAIN "Climbing!" [1970]
MOUNTAIN "Nantucket Sleighride" [1971]
MOUNTAIN "Flowers OF Evil" [1971]
マウンテンはファーストしか持ってない。マウンテンといやあ
セカンド(ナンタケ)かサード(悪の華)と相場は決まってる
けど聞いたことないのはいかんなぁ。と思って、セカンド・サードを
買ったところ、けっこう聞き覚えある曲が多い。CD棚から発掘する
までもなく1998年12月の「ヘビロテ」コーナーに書いてました。
私が持ってた1枚はベスト盤なのでした。ということでファーストも
買い足し。
ライブでギターだけの長いソロやったりするけど、
「ロール・オーヴァー・ベートーベン」なんて曲もやったりするけど、
このバンドは見かけと違ってインテリだと思う。
概ねブルースロックなんだけどクラシックの素養を感じさせたり
プログレだったり。
そんなマウンテンが今一番ツボにはまってます。
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