ROGER WATERS "Flickering Flame"
ロジャー・ウォーターズのソロ時代のベスト。
とはいってもヒッチハイクが入ってないのはシングル曲を避けたから?
でもラジオウェイヴは入ってるしなぁ...
本当に気に入った曲を集めたのでしょうか。
おかげで、1stソロに参加したクラプトンさんは1曲のみ収録。
2ndソロに参加したジェフ・ベックさんに関しては0曲!と
楽しみは半減してしまいました。
しかし、この人、ウォールからこっちずーっとウォールですよねぇ。
スローテンポで、つぶやくように始まって、効果音も入って、
徐々に盛り上がって、やがて女性ボーカルも入ってきて、
まるでオペラかゴスペルのようなスケールのでかいクライマックス
ってのが定番なようで。ま、決して嫌いではないですが、
もっと他の方向性もありでは?と思ってしまいます。
余談ですが、初めての "will not play on PC/MAC" CDです。
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THE BELLRAYS "MEET THE BELLRAYS"
黒人女性ボーカルを擁するアメリカのバンド。
イギリスでデビューするにあたって1st/2ndアルバムを
いいとこ取り編集したもの。Meet The Beatles の逆ですね。
本人たちの「マキシマム・ロック・アンド・ソウル」という表現から、
勝手にソウルとかR&Bっぽいのを想像してたのでちょっと
肩透かしをくらったというのが第一印象。
MC5・フィーチャリング・ティナ・ターナーという宣伝文句の方が当たりです。
ザ・フーっぽくもあり、なかなかよろしい。
でも、ギターの音は歪ませ過ぎで好きになれませんでした。
数少ないメロー気味の曲の方が好みです。
今後、曲のバリエーションが増えてくるのを楽しみにしておきます。
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V.A. "SPIDER-MAN music from and inspired by"
ハリウッド版ゴジラからこっち、この手のアルバムが当たり前に
なってきてますねぇ。映画に流れてるのが "from" で、流れてないのが
"inspired by"ね。ま、変わったモノや聞いたことない人を聞ける
のはうれしいのですが、はずすと辛いもんねぇ...
これは当たりの部類。エアロのスパイダーマンのテーマ、メイシー・グレイの
トム・モレロ・リミックス、話題のストロークスとハイヴス、ニッケルバック
のチャド・クルーガーなど。(ストロークスはちょい場違いか??)
レコード会社は偏ってるかもしれません(映画はコロンビア・ピクチャー)が、
ジャンルはそう偏りもなく、今のアメリカの音楽シーンを手っ取り早く
味わえるのではないかと。
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