JIMI HENDRIX "Blue Wild Angel"

LPで持ってた「ワイト島ライブ」の完全盤がとうとう出ました。 亡くなる半月前ということや機材のトラブルなどから決してよい 評価は得られてないライブと記憶していますが、そこはそれ、 腐ってもジミヘンなわけです。こうして完全な形で聞きなおすと、 DISK2中盤以降の勢いはさすが。手数の多いミッチ・ミッチェルと ファンキーなビリー・コックスというバックはベストだと思うん ですよね。
頭の紹介MCを聞いたらやっぱ懐かしくて。 途中で入る音声はジミのエフェクタ(ファズ・フェイス?)が ラジオを拾ってるんだとか、ドラム・ソロやドラムとベースだけに なってるところはギターがトラブってんだとか、ライナー見ながら ヘッドフォンで聞き入ってたのを思い出しました。

BOB DYLAN "LIVE 1975"

こりゃぁスゴイ。シブい。カッコいい。
これまで何作もボブ・ディランの作品を聞いてきましたが、 常につきまとっていたのが、詞がわからんのでちょっとしんどい、 という思い。ところがこのライブには音だけでノック・アウト されてしまいました。ロックなアレンジのバンド形態の合間に アコースティックなソロも挟み、飽きさせることなく2CD一気に 聞きとおしてしまいました。
私の中では2002年に聞いたアルバムで文句なしのベストと 言い切ってしまいましょう。

STONE ROSES "The Very Best Of Stone Roses"

アルバム2枚しか出てないのにベスト?とか思ってましたが、 ま、その2枚がレーベルを越えてまとめられていて、 シングルも最適なテイクで収められているということらしいんで、 買ってみました。
その昔、久々に読んだロッキン・オンで騒がれていたので1stを聞いて みて以来、私にとってやっぱローゼズは1stだし、I Wanna Be Adored です。 ダンスとロックとの融合云々より何よりこの曲の雰囲気こそがローゼズ と勝手に思ってます。耳に残るベースライン、タイトなドラム、それと 何といってもギター。ブルース色やチョーキングといったロック・ギター の王道を一切排したフレージングとアルベジオでこんな風に盛り上げるの ってあり? と衝撃を受けた記憶があります。

U2 "The Best Of 1980-1990" [1998]
U2 "The Best Of 1990-2000"

(最近、ベストが多いなぁ)
どうしようか迷ってましたが結局買っちゃいました。
私にとってのU2はやっぱMTVですね。 力瘤の入った歌を田舎モンっぽい兄ちゃんが青筋たてて 歌ってる、というのが第一印象でした。
"NEW YEAR'S DAY" や "SUNDAY BLOODY SUNDAY" なんてのは すっ飛ばしていきなり "PRIDE" でしたね。その後もやっぱり "WITH OR WITHOUT YOU", "WHERE THE STREETS HAVE NO NAME" なんてのがお気に入りで。やっぱヨシュア・ツリー最高 ってな感じでございました。
ということで1990-2000は聞く機会が少なくなってしまいます。
お、そうか、自分の好きな曲だけ抜き出して1枚にまとめりゃ いいんだな。ちゅうても1990-2000からは "BEAUTIFUL DAY" だけかなぁ...お、そうだ、これに入ってない "WALK ON" も 加えねば。ってなことやってるとベスト盤買った意味ないしなぁ。

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