R.E.M. "Reveal"

前作よりかなり明るくなりました。
しかし、このR.E.M.独特のモヤモヤした感じってのは何なんでしょうねぇ。 いや、もちろんそれがいいんですけど、今回明るい曲が多いだけに、 あのモヤモヤがなければフツーの曲になってしまうのでは? なんてことをふと思ったんです。

TOOL "Lateralus"

ツェッペリンとフロイドとクリムゾンを足して割ってどうこう、っていう キャッチコピーにひかれて前作を買ってからもう5年ですか。
いやぁ、聞いてビックリ。プログレ度倍増でんがな。 しかし、ここまでやっちゃっていいの? もちろん私は大好きですけどね。でも、こんなのが売れるの? とか言ってたら全米でトップを獲るとか獲らんとかいう噂だし。
ナインインチ、レディヘに続いてこれが来るとは... 渋谷陽一がプログレプログレって騒ぐのもわかる気がする。

PAUL McCARTNEY "Wingspan / hits and history"

あらためて歌のうまさを痛感。 メロディーメイカーとしてはもちろん凄い人なんですが、 そのメロディーを効果的に聞かせる技もこれまた凄いものがあります。 でも、昔からそうなんですが、この人からはロックの匂いを感じないんですよ。 どんなハードな音が鳴っていてもポップに聞こえてしまいます。 ブルーズのジョンに対し、ポールの根はロックンロールってことでしょうか。 以前はそこが物足りなかったんですが、今こうしてきくとかえって良かったりして。

original sound track "Almost Famous"

映画「あの頃ペニーレインと」のサントラ。
映画のことはよくわかりませんが、サントラはなんといっても選曲のセンスが泣かせます。 美化されてるかどうかはおいといて、「あ、70年代だ」の雰囲気で貫かれてます。 有名曲のオンパレード的なコンピレーションだと統一感もへったくれもなくなって、 曲を個々に味わうことになるんですが、これは違います。全体を通して聞くことによって 70年代の空気や70年代への望郷に浸れます。

V.A. "The Best Hit U.S.A." [1996]

中古屋さんで曲目を見て、ビートルズファミリーとバラ売りデュラン・デュラン が入ってたので衝動買い。買ってからわかったんですが、監修・選曲・解説を ちゃんと小林克也がやってます。意外にもけっこう最近のリリース。
ビデオクリップが思い浮かぶ80年代の曲てぇのがコンセプトでしょうか。 ジャンルは見事にバラバラなんですが、なんとなく雰囲気に統一感が感じられます。
懐かしさを味わっていただけるよう、曲リストを馴染みのある邦題でお届け。
  1. ウーマン/ジョン・レノン
  2. ベティ・デイビスの瞳/キム・カーンズ
  3. 嘆きの天使/スティーヴィー・ニックス
  4. 恋はくせもの/ダイアナ・ロス
  5. 堕ちた天使/J・ガイルズ・バンド
  6. ウィ・ガット・ザ・ビート/GO−GO’S
  7. 君は完璧さ/カルチャー・クラブ
  8. トゥルー/スパンダー・バレエ
  9. 反逆のアイドル/ビリー・アイドル
  10. 愛の魔力/ティナ・ターナー
  11. ひとりぼっちのロンリー・ナイト/ポール・マッカートニー
  12. ヴァロッテ/ジュリアン・レノン
  13. サム・ライク・ホット/ザ・パワー・ステーション
  14. パワー・オブ・ラヴ/ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュース
  15. ジーズ・ドリームス/ハート
  16. ノトーリアス/デュラン・デュラン
  17. 好きにならずにいられない/コリー・ハート
  18. シュドヴ・ノウン・ベター/リチャード・マークス

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