HARBIE HANCOCK "Future Shock" [1983]
最新アルバムを買うついでに買ったもの。
ハービー・ハンコックの歌モノというか非JAZZものは学生時代よく聞きました。
ファンキーな傾向がだんだんブラコンしてオシャレになっていったなと思って
たら出てきたのがこれ。今アメリカで何が起きているかを、一般人にまで
知らしめたのが1曲めの Rockit だったように記憶しています。
今聞くと、スクラッチやハンドクラップやシモンズのフレーズに気が抜けてしまう
部分もありますが、充分カッコいいと思えます。
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HARBIE HANCOCK "Perfect Machine" [1988]
で、これは、当時聞いたこともないし、買うつもりはなかったんですが、
なんとブッツィー・コリンズが参加してるではありませんか。
ということで、ついつい買ってしまいました。
Future Shock の後に Sound System という二番煎じアルバムがあって、
3つめはちょっと目先を変えてみようということで、ブッツィー・コリンズが
起用されたようです。
うううう、買って良かったぁ。めちゃカッコええです。古ぼけて聞こえる部分が
まったくない。歌もの比率も高し。70年代にやってたファンキー路線の
80年代的解釈というか、ヒップホップビートに乗っかるファンキーな生ベースを
バックにしたJAZZ風味のモダンかつキャッチーなアレンジがクール。
そうそう、処女航海のヒップホップバージョンも入っていて興味深し。
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HARBIE HANCOCK "Future 2 Future"
んで、最新作。
ようわからん。ただ言えることは、このハービーの3枚の中で
一番退屈だったこと。
確かに新しいことをやってるってことは認めますが、でも
この音がフューチャーなのかってぇと疑問が残ります。
テクノとジャズとの融合が日常茶飯事的に進んでいる状況では、
ジャズ側からテクノに歩み寄るアプローチにはもはや
目新しさなんてのは望めないんじゃないか、
なんて難しいことを考えてしまいました。
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V.A. "Spawn The Album" [1997]
中古屋さんで見つけて即買い。
ハード&ラウド系(っての?)のバンドとテクノ・ドラム&ベースの
アーティストがコラボレイトしてるというシロモノ。
しかし、はっきり言って期待外れ。どっちかに片寄り過ぎてて
うまくサウンドが融合してない、なんていう意味ではありません。
これが出た4年前はいざ知らず、今となってはあんまり驚くような
音ではなくなってるということです。
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NEW ORDER "Republic" [1993]
これも中古品。
ジョイ・ディヴィション、ニュー・オーダーってのは中古屋さんでは
なかなか見かけないものなんですが、これだけが見つかりました。
今月でた新作の前の作品にあたるもので、90年代はこれ1作だったとか。
しかし、はっきりいって期待外れ。(今月はこればっか)
全編さわやかなエレポップで終始してます。
エレポップも嫌いではないんですが、このアルバムには耽美的なところがなくて、
なんか80年代のMTVでよく聞いたようなサウンドなんですもの。
新作、どうすっかなぁ。
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