GREEN DAY "Warning:"

前作でひょっとしたら大化けするかも、という期待を抱かせた グリーン・ディですが、 陳腐な常套アレンジのオンパレードで ガックリ...王道ロケンローってこういうことかぁ? という第一印象でした。
とはいえ、歌メロはグリーン・ディ節満開であきさせないのはさすが。
あくまでもそれまでのスタイルの延長線上で幅を広げようと格闘していた 前作のやり方が正解だったんじゃなかろうか。なーんて難しいことを考えずに 大音量で聞けばやっぱ良いです。

TOPLOADER "Onka's Big Moka"

ROのタワレコ宣伝ページでクローズアップされてて、新人の中で渋さナンバーワンとか グルーブがどうとか書いてあって、ずっと気になってたバンド。
70年代のアメリカのバンドみたいでぜんぜんUKのバンドらしくないです。 モータウンの歌手がC.C.R.をカバーしたバージョンをコピーしてる 白人のにぃちゃんどもって感じでなかなか気に入ってます。 ポール・ウェラーのお気に入りっちゅうのもまったくうなずける話。
しかし、最初に聞いたとき、ピンク・フロイド風オープニングにワクワクして ぜんぜん雰囲気が違う曲が始まったときはガックリきちゃったよ。

PROJEKCT X "Heaven And Earth"

先日出たクリムゾン名義のアルバムと同時進行でレコーディングされていた もので、メンツはもちろん現クリムゾンとまったく同じ。
特筆すべきは、プロジェクトシリーズでは出番が少なく、しかもドラムしか 叩いてないエイドリアン・ブリューが始めてギターを弾いていること。
それもあって、数々のプロジェクトの中で一番気に入るとは思うのだが...
あれだけおっぴろげたプロジェクトの成果をちゃんと提示するには、 クリムゾン作とこのアルバムとを融合するくらいはやっとかんといかんのや ないですかねぇ。
え?それは次のライブアルバムまで待てって? あ、そう...

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