MANSUN "Little Kix"

ギターが鳴り響いてなくともマンサンの世界がちゃんと構築できる、 ということを証明したかったのかな、この音は。 歌メロにマンネリの傾向がないこともないかもしれないけど、 確かに普遍性は増したと言える。が、しかし、なんだか物足りないんだよねぇ。 次作に期待ってことにしておきますか。

JIMMY PAGE & THE BLACK CROWES "Live At The Greek"

カバーとしては凄いけど...スタジオ盤じゃなくてライブ盤を 目指してほしかったなぁ。もちろん、ライブ盤のコピーじゃなくて、 ブラクロ色を加味した独特のバージョンで。
ということで、ZEPナンバー以外の方がお気に入りだったりします。 (特にベック先生がいたころのヤードバーズの "Shapes Of Things To Come")

B.B.KING & ERIC CLAPTON "Riding With The King"

買おうかどうしようか迷ったあげく、結局買っちゃったけどやっぱ後悔してます。 なぜ迷ってたかと言うと、B.B.Kingのデュエット・アルバムで 一番ショボかったのがクラプトンさんとやった曲だったからです。
やはり...ここでもB.B.の凄さが目立っています。
少々意地悪な見方をしますと、このようなアルバムにジョー・サンプルや スティーブ・ガッドをもってきているのは、もろブルースの世界をちょっと はずして、クラプトンさんの得意技に持ち込みたかったのではないかと 思えてきます。
しかしながら、このサウンドを持ってしても 「お、新しめの音がバックのB.B.もいいねぇ」てなことになってしまっていますが。
あっ!そうかっ!クラプトンさんがゲスト参加してるB.B.のアルバムって 思えばええ感じやん!
ああ、クラプトンさん、早くロックなアルバムをよろしくお願いします。 できればサザン・ロックでレイド・バックしていた頃の雰囲気でひとつ。
ところで、昔々、クラプトンさんのインタビュー記事で、 「3大キングの中ではフレディー・キングやアルバート・キングの方が好きだ。 B.B.キングはフレーズがきれいすぎる」なんてのを読んだことがあるんだけど、 ジャケットにはマイ・ヒーローって書いてあったりします...

PETER GABRIEL "Ovo"

こんな環境音楽みたいなんじゃ満足できないぞぉ。 ま、これはそういうアルバムみたいだからしようがないけど。 B.G.M.としては悪くないかもしれないけど。
早くちゃんとしたアルバムだしてよぉ〜。

GEORGIE PIE "Georgie Pie"

これは日本のバンド。深夜番組でチラッと見て思わず買ってしまいました。
名前すら知りませんでしたが、これが3rdアルバムでアメリカツアー経験もあるとか。 ジミヘンにかなり影響を受けた70年代風骨太アメリカン・ロックをやるトリオです。 リズム隊もそれもんの雰囲気プンプンだけど、ギター/ボーカルがこれまたうまい。
外国人作詞の英語曲が半分であとはシングル用日本語曲とインストがいくつか。 曲数かせぎっぽいどっかで聞いたことある曲や、ジャム・セッションあるいは ギターのひけらかしっぽいインストはやめて、オリジナリティーを出した曲が もう少しあればさらに良いんですが。

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