行ってきましたスティービー・ワンダー。 1985年10月27日の福岡国際センター以来だから...22年ぶりか!

大阪中央体育館は初めてでしたが、雰囲気は大阪城ホールに近くて、けっこう広い。 スタンド1列目といいながらステージの正面なのでけっこう遠かった。 アリーナ最後尾がすぐ目の前。 アリーナはパイプイスだからスタンドの方がすわり心地良しということで。

客層はかなり高い。 夫婦や女性グループなんかが目立ってたかな。 親子連れも見られたところは、さすがスティービー。

本番はなかなか始まりませんでした。 斜め後ろの席(スタンドDブロック2列目22番)の子供がうるさくて、 本番中もこの調子やったらかなわんなーとか思ったりしながら 待つこと30分。こんなに押したコンサートは初めてかも。

前日のセットリストをWEBで調べたりしなかったので、 出だしの Too High はなんか意外でした。 新作から何曲か続けるものと思ってたので。

いやぁ、あいかわらずの声でまったく衰えを感じないどころか、 現役感バリバリでした。1950年生まれだから今年で57歳か。

メンバー構成は下手からトランペット、サックス、ギター、正面にベース、ドラム、 上手奥にパーカッション、キーボード、上手手前に4声コーラス(♂♀♀♀)。 もちろん正面手前にスティービー。

前半はリズミカルな曲とメローな曲を交互に。 スタンド1列目なので座ってじっくり聞いてました。 アリーナは立ったり座ったり忙しそう。

音のバランスはばっちりでどの楽器もクリアに良く聞こえました。 やっぱロック系のミキサーとはちょっと違いますね。

迷信でひとりきり盛り上げてから、バラードタイム。 途中、社交ダンスペアが入ったりしてました。

照明はすごくお金がかかってました。 バリライトをふんだんに使っていろんな表情を作り出してました。 そしてピンスポットがあるもの久しぶり。 大阪城ホールとは違ってピンスポ専用スペースは無いようで、 スタンド席最後方に4発設置されてました。 4発中3発がスティービーに当たる、といったゴージャスな使い方でした。

その後、観客にキーフレーズを歌わせての Part Time Lover や、 音楽の授業のような掛け合いをはさんで、最後の盛り上がりに突入。

Sir Duke でスタンドも一斉に立ち上がってその後座らず。 I Just Called To Say I Love You はやっぱり大合唱。

ほんとにいい曲ばっかりだとつくづく実感。 強いて言えば、本編最後のあたりとアンコールが盛り上がりに欠けた(個人的にね) のと新作から1曲しかやらなかったのが残念といえば残念。 とはいえ、終わって「あー、良かった」とにこやかに素直に口に出てくるようなライブでした。 時計を見ると10時前! 30分遅れて始まったとはいえ2時間を軽く超えてました。 ホントにお疲れさまです。

終演後、最寄り駅(朝潮橋)は入場制限していて列がなかなか進まず。 どおりでアンコール中に退席する人が目立ったわけだ。 隣の弁天町まで歩いてみたら、他にも歩いている人がけっこういました。 途中コンビニでビール買ったところまでは良かったけど、 けっこう遠かった...

by 変酋長

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