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行ってきました、狼郵便。 Sadieさんからお誘いがあったカナダ出身のソロアーティストです。

ファンクからロックまでブルースをルーツにした曲で テレキャスを弾き倒すという人だそうで、2つ返事でお誘いに応じた次第。

さらに、前座で サヴォイ・トラッフル → ブルーストーン・カンパニー の住友敏洋が 出るというではありませんか。アコギ2本のパフォーマンスらしいですが。

それと、今年4月にできたばっかりのJANUSというハコにも興味がありました。 なんか渋いライブを続々とブッキングしてるんですよね、ココ。

まず、JANUSですが、周防町通の心斎橋からやや堺筋寄りのビルの5階にありました。 かなりりっぱなビルで、1階にデカデカと店の看板があり、5階までは専用のエスカレーター で上がります。 中は新しくてお洒落で広々としてます。(この日はホールの後ろ半分は使ってませんでしたが) ステージも広々です。こんなトコでライブできたら気持ち良いだろなぁ。

さて、前座のスミケン。 アコギ2本ですが、住友氏はドブロにスライドです。おおっ!

住友氏と共演したのは cock-a-doodles の首藤健一。 なかなか渋いボーカルを聴かせてくれてました。

カバーだそうですが、渋いアメリカンロックな曲が続きます。 聴いたようでいて、知らない曲が多かったです。 ちゃんと知ってたのはベル・ボトム・ブルースくらいかなぁ。

ほのぼのした雰囲気で気持ちよくビールが飲めました。 ただ、住友氏がスライドあんまりやってくれなかったのが残念。

ラスト曲前に首藤くんが「アンコールでまた...」と言いかけたのを 「最低やな!キミ!」って半ギレしながら突っ込んでた住友氏が 印象に残りました。 確かに、お楽しみネタをバラするのはご法度ですもんね。

そして、ウルフ・メイルさんなんですが、正直言ってピンときませんでした。

カッコいいことはカッコいいんですが、少しはモダンなアプローチがあるのかな、 と勝手に想像してたんですが、ちょっとベタすぎました。

ギタートリオの割りに、バックの2人が大人しいというか、ほとんど煽って なかったので盛り上がりに欠けてたというのもあります。

唄か曲(サウンド)かソロのどれかで、もっと惹きつけられるものが ほしかったなぁ、と。振り切れてる感とか行っちゃってる感とか 壊れちゃってる感とかそんなのでもいいので。

アンコールで登場した住友氏(非スライド)のギターの方が断然グッと きてしまいましたし。

そこそこ良かったら最新アルバム買ってもいいかな、と思ってたのですが、 やめておきました。スタジオ盤にはまた違う魅力があるかも、と期待して みてもよかったのですが。

いや、しかし、この値段にしては十二分に楽しませてもらいました。 ちょっと厳しく書きすぎたかな?

帰りはSadieさんと、ふと見つけた魚屋直営のような感じの座り飲み屋で魚介類を堪能し、 豚骨スープに極細麺の黒門らーめんで締め。

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