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行ってきました、ザ・フー。
S席なのにスタンド。ステージから遠かった。
前から2列目だったのがまだ救いでした。

開演前

やはり客層は高め。 サラリーマン率高し。
ちょい悪(?)ロックファッションのおやじ達もけっこういました。 仕事はどうしたんでしょうね。

5分遅れで客電が落ちて始まりました「キャント・エクスプレイン」。
おおー、本物だー、ザックだー、ピノだー。

ピートは赤というかエンジ色のストラトをメインで使用。
なんかモニターの調子が悪そうな仕草があったり、 頻繁にギターを取りかえたり、序盤はなんか乗り切れない感じでした。
ギターの音量が大きすぎかも。

風車奏法はあいかわらず健在でした。
腕をまっすぐ伸ばしてあの勢い!
ギターの弦どころか、指を切りそうで怖くで真似できません。

ロジャーは高い音域が出なくなってるみたいですが、 渋さと迫力が増したように感じられてまったく問題なし。
マイクを振り回すパフォーマンスも必要以上にやってました。

サイモンはポジションが一歩後ろになっていて目立たなさすぎ。

ピノは表情変えずほとんど動かず棒立ちでした。 あの無関心さはジョンを意識してのこと?

ザックは顔つきがやはり親父に似てる。心地よいドラミングでした。

キーボードは的確なサポートで貢献しているが、見た目は地味でした。

そしてやっぱりこのバンドはコーラスを大事にしてますよね。きれいに決まってます。

セットリストはヒット曲のオンパレードかと思ったら最新作からもけっこうやるし、 知らない曲もいくつかありました。 知らなかった曲はどうやら Who Are You (1978作品)や It's Hard (1982作品)の収録曲のようです。 あ、あとベスト盤に入ってた新曲とかね。

「シーカー」の後は比較的新しめの曲が続いて「ババ・オライリー」で盛り上がって、 四重人格やって「無法の世界」「マイ・ジェネレーション」で本編終了。

アンコール前

アンコールはトミーメドレー。 締めは最新作からアコースティックな静かな曲をザ・フーの2人だけで。

実は...正直に書くとこの日はなんとなく盛り上がりに欠けました。
ザ・フーはもちろん素晴らしく文句のつけようはありません。
ただ、この日の会場を見ていて、日頃から感じていた 「ひょっとしてロックは終わったのではないか?」 という疑問がまたわいてきて、ちょっとブルーになってしまったのでした。

この件については、いつかコラムにまとめたいと思ってます。

(そのわりに、Tシャツ2枚買ってたりしますが)

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