行ってきましたTCTC。 頻繁に来てるような気がしてましたが、 クアトロは2005年11月以来なのでした。

それにしても客が少なかった。後ろの方はスカスカでなんか気の毒。 ドリンクお代わりもトイレもスイスイ行けたのは良かったけど。

客層はまあ若いですね。女性グループや女性ひとりってのが目立ったかな。 私以外におっさんが2人いました。やっぱりピンク・フロイドっぽい所に ピンときたのかな?

TCTCは聴いてるばっかりで、メンバーが何人でどんな顔なのかってのは まったく把握してませんでした。 始まってみるとまず見た目が地味過ぎると感じました。 なーんか華がないんですよね。

下手奥にキーボード&ベース、下手手前にギター&コーラス&キーボード&ベース、 中央手前にボーカル&ギター&ベース、中央奥にドラム、 上手にギター&コーラス&ベースという構成。
ベーシストが辞めちゃったので、曲によってドラム以外の誰かがベースを弾く、 という変ったシステムになってます。これが慌ただしくていけません。 バンドであるという印象を薄めてしまってますし。
打ち込みでリズムを鳴らしたりするのもロックバンドっぽくないし。

しかし、シンセで鳴ってると思ってた大部分の音がギターで鳴らされてるのを見て 少々驚くとともに感心しました。 バイオリンの弓を使ってるのは生で初めてみました。 ちゃんとしたフレーズでまともに弾いてました。

やっぱり新作のポップな曲はなーんか盛り上がりに欠けるんですよねぇ。 この人たちの魅力はやはり初期シングルをはじめとした激しく瞬発力のある曲と、 混沌とした爆発力を持つスローなプログレ曲につきると思います。 プログレ曲で茫然とさせておいてハードな曲でドカンと盛り上がる、 という構図をどんどん追及していってほしいと思います。

終盤からアンコールにかけての盛り上がりを、新作の曲抜きで構成せざるを 得ないのはどうなんでしょうねぇ。
そして、本編の締めにブラインド・パイロットをもってきたのはどうでしょう? あんまり盛り上がらずに終わった感があったのですが。
あと、アンコールラストのパンザー・アタックも前半が盛り上がらないアレンジに なっていてフラストレーション溜まりまくり。後半に通常アレンジに戻ったときの カタルシスはそれなりにありましたけど、あっという間に終わりましたからね。

この客の入りだと、CDも売れてなさそうだし、またメンバー脱退とか ひょっとすると解散なんてことになり兼ねないな、という気がしました。

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