行ってきました、プライマル・スクリーム。
いやー、ちょっとモッシュに混ざってみようかなって気持ちが、 今までで一番高まったライブだったかも。 (混ざりませんでしたけどね)

ZEPP大阪の1階ってこんな後ろの方までバー(仕切り)があったっけ? 春のポール・ウェラーは2階席だったから、ここに入るのは...1999年のジェフ・ベック以来か!!
ミキサーブースのやや左(下手)のバーにもたれてる人たちの背後に陣取りました。

客層は、若い人に混じって30代がけっこういましたね。 女性の率もけっこう高かった。 サラリーマンはあんまり見かけなかったような。

私と同年代のこのバンドはアルバム「ヴァニシング・ポイント」で知りました。 以降、「イーヴル・ハート」「エクスターミネーター」と聞くにつれ、 こいつらライヴではいったいどうやってんだろう?と思ってたところへ出た 「ライヴ・イン・ジャパン」でガツンとやられて、以来、非常に楽しみにしてました。

10分ほど遅れて本番スタート。 黄色い歓声が凄い。男達も「ボビーっ!」って叫んでる。 いや、ホンマ、カッコいい。 地味なシャツに地味なスーツ着てナヨって立ってるだけなのに、なぜ?

出だしの「ムーヴ・オン・アップ」ですでに体を揺らしながら腕振り上げて歌う自分に 戸惑っておりました。 以降も全般的に腕振り上げ、手拍子、足ふみ(ジャンプやダンスとはとても呼べない程度)やりまくり。 自分のライヴ参戦史上最高の運動量だったと思います。のどもけっこうきてた。

ところが、ふと冷静さを取り戻すと、音がめっちゃ悪い。 グチャーとまざってなにがなにやら。 せっかくの黒人女声コーラスもかすかにしか聞こえない。 ボビーのボーカルだけは聞き取れたのがせめてもの救いかな。

そんなだから、ベースラインがとても重要な「ヴァニシング・ポイント〜エクスターミネーター」の エレクトロニカな曲は全滅。 肝心なところでのギターのメインフレーズもさっぱり聞こえてこなくて盛り上がれず。

その点、最新アルバムの曲や、「ヴァニシング・ポイント」より前のアルバムの曲では 音の悪さがまだ気にならず盛り上がりました。 「カントリー・ガール」「ロックス」で本編締めたのは大正解!

ところがアンコールは3曲ともエレクトロニック・パンク・ナンバー。 聞こえてこない音を頭の中で補完して、無理やり盛り上がった感が強かった。

これまでで一番というくらい盛り上がっておいていうのもなんですが... 「ライヴ・イン・ジャパン」くらいの音だったら、さらにさらに盛り上がれたのに、 と思うと残念でたまりません。 ともあれ、次回も行くぞー。

本編1時間ちょい、アンコール3曲。

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