行ってきました、ポリス。
まさか生でポリスを見られるとは思いもよりませんでした。

前座のフィクション・プレインの演奏中に入場。 ラスト2曲を聞きましたが、ロック色の強いマルーン5って感じかな。 ベースを弾きながら歌うスティングの息子はやはり父の雰囲気が濃厚でした。

席は69列目。ミキサーブースのすぐ左。ステージはこんな距離。

開演前

客の年齢層はやはり高かったですね。 日曜なので羽目をはずしてワルぶったおっさんでいっぱいでした。 解散してからファンになった若い層というのは少ないみたい。

ステージは孤独のメッセージからスタート。 会場全体が一瞬うぉぉぉっとどよめいたような気がしました。 シンクロニシティーII、ウォーキング・オン・ザ・ムーンと続き 大興奮状態で歌いまくり(歌えるとこだけね)。

コーラス隊もサポート・キーボードも無しの3人だけのステージ。 背後の巨大スクリーン以外は特に何もなく寂しい感じ。

音は、トリオ編成の音の薄さを補うためか、低音がやたら強い印象でした。

アンディー・サマーズが一番老けたなーと実感。 いや老けたというより顔が横に広がってまるで別人。 昔はカッコ良かったのになぁ。 しかし、しかし、スクリーンで手元を見てると何気なくすごい 高度なテクニックを使ってるのがわかった。さすが。

スティングのベースはモコモコしてて何弾いてんのかわかんなかった。 時々シンセベースの音が聴こえたけどあれは足鍵盤で弾いてたのかな?(誰が?) 歌はやはり現役を続けてきただけにまったく衰えてません。 メロウな曲では当時より良かったんじゃないかな。

んで、やっぱりポリスといえばスチュアート・コープランドのドラムに尽きると実感。 老眼鏡かけてても、あの鋭さというか切れのよさは昔のまんまで、実に心地よかった。 バスドラなどの低音が出すぎていてスネアや金物が前に出てなかったのは残念。

5枚のアルバムからのベスト選曲でしたが、やっぱり盛り上がるのはファースト、セカンドの曲ですね。 勢いだけじゃなくて3人の音のまとまりというかアレンジがめちゃはまってて引き込まれ具合が違います。

アンコール含めて1時間20分。 「見つめていたい」で終わらずに最後を「ネクスト・トゥ・ユー」で締めたのには 気概を感じてうれしかった。やっぱりこれがポリスでしょう。

アンコール前

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