(すんません、半月たってから書いてます)

行ってきました、若若男女サマーツアー08。
これは、チャットモンチー、シュノーケル、Bass Ball Bear という同世代の3バンド によるツアーで、今年で3回目とか。 しかし、外タレに比べてチケットの安いこと!(CD/DVDは高いのに)

ツアータイトル通り客層は若かったです。 サラリーマンやおっさんは見かけませんでした。

「若」じゃない私は2階のイス席を取ったんですが、これが最前列でヨカッタ。 周りが立ち出したら視界が遮られないうちに前の柵まで行くぞ、とかまえてたんですが、 結局周りの人は誰も立たなくて最後までゆっくり堪能できました。

開演前

オープニングアクトがいると聞いてたので1時間くらい遅れていってもいいかなぁ、 などと呑気なこと考えながらも定刻通りに行って本当に良かった。 後で知ったんですが、オープニングアクトは開場から開演の間にやってたようです。
で、物販を覗いてみたら…あらら、チャットモンチーTシャツは全部売り切れ! タオルがあったけどデザインがかわい過ぎておやじが肩にかけてると浮きそうなのでやめました。 このときまだ残っていた若若男女のTシャツでも買えばよかったかしらん。

さて、定刻に女の子3人が出てきたんだけども、正直これがチャットモンチーかどうか わかりかねてました。この時点ではまだオープニングアクトかなと思ってましたからね。 で、やりだした曲が全然知らない曲。しかし、どうみてもベースとドラムはチャットモンチー だよなぁ、ボーカルはちょっと違うか?、あ、やっぱりチャットモンチーじゃん!! 最近はこんなハードな曲やってんのか? とか思ってたら1曲目演奏終了。 「ベース・ボール・ベアーです」と3人が連呼してるのを聞いて、ああ、カバーだったのか、 とやっと気づく。あとで調べてみるとBBBメドレーの他にシュノーケルの曲もやったらしい。 そしてこのBBB連呼はモノマネだったのかな?

で、チャットモンチーとしての1曲目は最新シングル「風吹けば恋」。 サビにきてやっとシーブリーズのCM曲とわかりました。 その後の「とび魚」「シャングリラ」とノリの良い曲3連発で盛り上がりました。

で「世界が終わる夜に」。 この曲、大好きなんですよね。生で聴けて良かった。

次は1stアルバムから「恋の煙」。 実はこの曲と「シャングリラ」がこの夜を象徴するサウンドでした。

次の曲は知らない曲でした。シングル「恋の煙」のカップリング曲だとか。

で、最後に「ひとりだけ」。 この曲もいいんですよね。染みました。「夕陽色のギターを何度もかき鳴らして...」

やっぱり彼女たちの演奏はうまかったです。 そしてハシエリのボーカルのよく通ること通ること。 どんな轟音ギターを弾いていても声が耳につきささってきました。 そしてやっぱりこれだけじゃ物足りません。 次回はぜひソロツアーに参戦したいと思います。

で、トップバッターのチャットモンチーが終わった時点で帰ろうかとも思ったのですが、 チャットモンチーが他のバンドのカバーをやるなら、他のバンドもチャットモンチー の曲をやるだろな、と思ってビール飲みながら最後まで見ることにしました。

2番手シュノーケルはギタートリオですがサポートのキーボードが入ってちょっとお洒落な感じ。 中盤でやはり来ました。「東京ハチミツオーケストラ」。あの歌詞を男が歌うのか...と辟易な 感じもありますが、男声になることでロックっぽさがより強調されて良かったです。

トリの Bass Ball Bear は V&Gt、Gt、B、D の4人組でベースは♀。 確かに早口で「ベース・ボール・ベアーです」って何回か言ってました。
途中で「シャングリラ」(サビだけ)が登場。 このバンドは本来ならシュノーケルのカバーをやるだけで良かったんですが、 チャットモンチーがメドレーで自分たちをカバーしたうえ、シュノーケルの曲まで やってたもんだから、対抗心から急遽やっちゃったらしいです。

この夜、3バンドに共通したのがディスコビートでした。 バスドラが4つ打ちでハイハットが「スッチースッチー」ってやつ。 チャットモンチーでいうと「シャングリラ」「恋の煙」のビートです。 シュノーケルにもBBBにもこのビートの曲があってみんなを踊らせてました。

最後のセッション前

最後は出演者全員によるセッション。 ヒップホップ系の曲をカバーしてました。 コーラスとギターにハシエリ、ベースはあっこちゃん、 ドラムのクミコンはフロントでダンサー。
このセッションではなんといってもBBBボーカルの仕切りが冴えてました。 メンバー紹介が絶妙でしたね。
あっこちゃんはこの手のリズムでも難なくこなしてました。 そして、ハシエリ。やっぱり声がめちゃめちゃ通ります。 コーラスじゃなくてサビはメインボーカルでしたね。

なんだかんだいって、最後まで見ていてよかったです。 また来年もビール飲みながら見たいと思います。

場内のガシャポンでカンバッジを売ってたので買ってみたら、 一番まとも(?)なのが当たった。 出演者が描いたイラストなど20種類くらい用意されていたようです。 中には直筆サイン入りなど貴重なものもあったみたい。


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