行ってきましたミューズ。 前回のツアーは追加公演も行ってるので通算4度目となります。

この日は二階のイス席だったので、 ビールを飲みながら見ようと思ったのがいけなかった。 開演ぎりぎりの到着にもかかわらずビールを求めてたので、開演に間に合わず。 席に戻ったときはもう1曲目が始まってました...

新作の中でも一番盛り上がる Assasin が1曲目だったので 1階フロアはいきなりトップギア。 このモッシュの盛り上がり方は 私が行くライブの中では間違いなく一番かと。 この人たちは、ライブになると過激に攻めてくれるのがいいです。 パンクともメタルと違うんだけどハードでワイルドなんですよね。

ステージにはギターアンプやベースアンプが置いてないのがちょっと変わってた。 よくみるとマシューの横にスピーカーキャビネット(マーシャルっぽい)だけ 置かれてた。途中、これを引き倒して、それに乗っかって弾いてましたね。 うつぶせにしゃがみこんでフィードバックさせたり。

ステージに上から下までつるされた透明なビニールの柱が5,6本ありましたが、 柱の表面内側のバネ状のような意匠といい、根元に置かれた照明といい、 もうひとつイケてない感じがしました。

ドラムが高さ50cmくらいの台の上に設置されていて この台に照明が仕込んであってピカピカ光ってたのは なんか懐かしい感じがしました。最近見ないもんね。

今回はサポートのキーボードがドラムの台の端っこにいました。 全曲ではないけどかなりの曲で弾いてました。 マシューがピアノを弾く曲ではギターのパートを弾いたり してたので音が薄い感じはほとんどなくて良かった。
それより、マシューがピアノを弾いたのは2曲だけで あとはギターを弾いてくれたのが良かった。

とはいえ、なんでか、今回は「ギターうまいな」という印象はあんまり受けなかったなぁ。 音もアクションも感情の赴くままいっちゃってるんだけど、 テクニック的にいうとちゃんと弾いてないという感じ。

音的にはかなり満足でした、というか、楽器のバランスが悪いとか、 音質がよくないとか、ライブ中にはまったく思いもしなかったので。

新作の曲はほとんどやったかな。 でもやっぱり盛り上がるのは前作・前々作の曲の方でした。 終盤やアンコールに新作の曲はなかったもんね。 まあ、それは曲調によるものだとは思いますが。

中盤のマシューがピアノを弾く時間にトイレ&ビール2杯目。 後半からは立ち上がって踊って(揺れて)歌って(歌詞めちゃめちゃで唸って)ました。 ステージ背後のスクリーンは上手側の一部が点かなくなって残念でしたが、 アンコールラストに "Knights of Cydonia" のサビの歌詞が表示されて

No one's gonna take me alive
The time has come to make things right
You and I must fight for our rights
You and I must fight to survive
これを大合唱したのは一体感があって気持ちよかった。

前回は1,500人規模のなんばHATCHで今回は2,180人の ZEPP OSAKA。 一昔前でいうと厚生年金大ホール(2,400人)クラスだからまずまずかな。 この人たち、本国ではもっとビッグな存在かと思うのですが、なんでか 日本ではまだ武道館(14,000人)や大阪城ホール(16,000人)は見えてきませんねぇ。

by 変酋長

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