行ってきました、フーファイ。 アリーナはスタンディングってことで迷わずスタンド席を購入。 座席はかなり上手寄りながら、前から3列目、前の人が立っても どうにかすわったまま見られる好位置でした。

この日は手荷物預けとボディチェックのあるアリーナのみならず、 スタンド席の人も南口から入場させられました。会場に入って納得。 ホールを前後に長く使わずに左右に長く使っていて、 いつも入場する北口を背中にして、南向きにステージが配置されてました。 スタンド席でもステージまでそれほど遠くなくてラッキー。 ちょっと見下ろす感じなのでよく見えました。 (バードウォッチングの人に成り切らない程度に双眼鏡でも観察してました)

さて、定刻通り始まったと思ったらなんか背丈がちっちゃいし、音がしょぼい。 この瞬間まで知らなかったのですが、オープニング・アクトがいたのでした。 エルレガーデンという千葉出身の若い人たちで、生きのいい、ミクスチャーも入った パンク系の音を鳴らしてました。完全に日本人の顔だけど、歌詞が全編英語でした。 けっこう知られているようで、アリーナもそこそこ、 スタンドでもちらほら立って聞いてる人がいました。

セッティングに30分近くかけて8時過ぎにやっと始まったフーファイ。 ボーカルがとにかく良く聞こえていて、のっけからえらい迫力。 オープニング・アクトとは音の密度や、臨場感がまったく違います。 元気があるのは4人のうちデイヴ・グロールただひとりなんですが、 めちゃくちゃ気合が飛んできてもうただただ圧倒されまくりでした。 よく喉が壊れんなぁっちゅうくらいシャウトしまくり。

デイヴはリズムギターでソロはもうひとりのギタリストが主に弾いてんのかと 思ってたら、かなりデイヴが弾き倒してました。 もうひとりのギターは音が小さめで存在感なかったなぁ。 そしてさらに存在感がなかったのがベース。 アタック感が皆無で低域だけ聞こえているんでベースラインなんてまったく 確認できない始末。 ドラムはまあ無難かな。しっかり聞こえてました。

意外にMCが長いんですよね、デイヴさん。 一所懸命、伝えようとして簡単な単語を選んでる気がしました。 私でもなんとなくわかりましたもん。 あと、よく客に歌わせようとしてましたね。 Breakout なんて延々歌わせてました。 この曲はまだ歌える方だからいいけど、他は無理だってば。

セットリストは2作目からが多いのはわかるけど、意外に3作目も同じくらいのウェイトでした。 (事後にWEBで調べて書いてます) 前作 One By One や 1st からももっとやってほしかったなぁ。 しかし、最新作からはベスト・オブ・ユーだけとはいかがなものか。 あ、最新作からはもう1曲、ドラマーが歌う曲をアンコール1曲目にやってましたね。

とにかくとても元気をもらったライブでした。 次回は、途中にアコースティックセットが入ったりするのを期待してます。

by 変酋長

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