（Oct/07/2007の記事を元に加筆・修正を行っています）

ツェッペリンの４つのベスト盤を整理してみました。

『4CD BOX』はさすがに各アルバムからまんべんなく選曲されています。 『CODA』からも選ばれていますし、アルバム未収録曲も収録されています。 が、なぜか、他のベストに入っている「GOOD TIMES BAD TIMES」が収録されていません。

『Remasters』はまんべんなく選曲しようという意思がまだ感じられますが、 『III』のB面がごっそりなくなっているのは寂しいです。

『Early Days』は「WHEN THE LEVEE BREAKS」が入っているのはうれしいですが、 『II』『III』が２曲ずつとなってしまっています。

『Latter Days』は『Remasters』の disc 2 に対して「THE RAIN SONG」をカット。 代わりに入ったのが「TEN YEARS GONE」う〜ん...。 後期は長い曲が多いために収録曲数が限られて苦しいのはわかりますが...。

『Mothership』disc 1 は『Remasters』disc 1 と『Early Days』のいいとこ取り と言えます。ベスト盤として始めて「THE BATTLE OF EVERMORE」が入ってませんが この判断は正解なのではないでしょうか。

『Mothership』disc 2 は『Latter Days』に対して『HOUSES OF THE HOLY』の 収録曲が倍増してます。が、「THE RAIN SONG」の復活ならず。 「OVER THE HILLS AND FARAWAY」が2CDベストとしては初めて収録されました。

『Mothership』の特徴は曲順の考え方がこれまでとは違うことです。 アルバム単位で年代順に並んでいますが、アルバムの中の曲順は アルバムでの登場順にはなっていません。
言い換えると、他のベストはアルバム登場順に忠実に並べられています。（この表の順番）