

|
 |
| ■頸管ポリープ |
頸管ポリープは頸管粘膜の一部が過度に増殖して、あたかもキノコのような形に発育したもので真の腫瘍ではありません。茎に相当する部分が細長く伸び、ポリープの先端は外子宮口から膣内へと下垂します。大きさは種々で、大きくなっても指頭大を超えることはありません。
【症状】
ポリープは柔らかく、表面は赤みを帯び、出血しやすく、月経と月経の間に少量の出血を認めるとか、接触、とくに性交の後や排尿、排便時に限って出血するとの訴えが多いです。
【治療】
ポリープを切除すればよく、治療は容易であります。切除後再発をよく認めますが、悪性変化はきわめてまれです。
|
| ■内膜ポリープ |
子宮内膜の一部が過度に増殖してキノコ状に発育したものですが、筋組織は含まれておらず、粘膜下筋腫とは異なります。膣式エコーでその存在を認めることがほとんどですが、子宮鏡検査で発生部位や筋腫あるいは体癌との鑑別が必要な場合もあります。
最近、不妊症との関わりを指摘する意見もあり、不妊症の方では、積極的に切除することが多いです。
【症状】
月経以外の不正出血、月経血量の増加。ポリープが多数発生しますと、過多月経が顕著となり、貧血症状が出現します。
【治療】
子宮内視鏡下に切除します。普通は局所麻酔程度で大丈夫ですが、未産婦では静脈麻酔下に行うこともあります。切除時の出血はふつう少量ですから、15分ほど休んで帰宅していただきます。
|
|

|