| ■どんな病気ですか? |
子宮の平滑筋から発生する良性腫瘍であり、一般には性成熟期婦人の15〜20%に存在するといわれています。
発生の部位により粘膜下筋腫、筋層内筋腫、 漿膜下筋腫などに分けられます。
原因はまだ十分にわかっていませんが、女性ホルモン(エストロゲン)により発育しますので閉経すると自然に小さくなることが多いのです。
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| ■好発年齢は? |
子宮筋腫は、婦人科の腫瘍の中で、最も頻度の高い病気で、30歳以上の女性の20〜30%に存在します。
最も多いのは40歳代、次いで30歳代、50歳代となり、子宮筋腫の80%は35〜50歳代の中年女性です。 |
| ■どんな症状が現れるのでしょうか? |
無症状の場合も少なくありません。
主な症状は、筋腫が大きくなるにつれて、月経量の増加や月経期間の延長などの月経異常、不正出血、貧血、排尿障害(主に頻尿)、便秘、腰痛などです。
また、不妊症や流産の原因になることがあり、異常分娩につながることもあります。
一般に漿膜下、筋層内、粘膜下の順に症状が強くなっていきます。 |
| ■診断方法は? |
子宮筋腫は、ふつう、問診、外診、内診で、ほぼ診断できますが、さらに詳しく調べるため画像診断がおこなわれます。
画像診断として、通常、超音波検査をおこないますが、必要に応じて、CT検査、MRI検査、子宮卵管造影、子宮鏡検査がおこなわれます。
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| ■治療方法は? |
患者さんの年齢、症状、筋腫の位置や大きさ、妊娠希望の有無などを考慮して、経過観察、薬物療法、手術療法の3つの方法があります。
小さな筋腫でとくに症状のないもの、あるていどの大きさと症状はあっても 閉経がちかいもの、あるいは閉経後のものなどは、定期的に経過観察します。
薬物療法は、普通、ホルモン剤を用いますが、別に、点鼻薬と注射剤があります。
閉経が近く手術を希望しない場合や、手術を行う前にしばらくの間投与することもあります。
手術は、筋腫がかなり大きかったり、小さくても症状が強い場合、また、筋腫が原因で不妊や流産がおきている可能性がある場合に行います。
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| ■当クリニックでは? |
患者さんの家庭環境や社会環境を考慮し、よく話し合った上で前記に則して治療法方を選択しています。
特に粘膜下筋腫に対しては、子宮鏡検査を行い、筋腫の大部分が子宮腔内に突出している場合には子宮鏡で診ながら摘出します。
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