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一寸法師はどうだ、あ、うぷぷ、なんかかぐや姫の余韻が、、、
一寸法師は、指にも足りないような小さな男の子とあります。
1寸といえば3.03cm。これは小さい。
携帯電話の横幅よりも背が低いということなのです。
信じられません。
子供のいないおじいさんとおばあさんとが住んでいて、
子供が欲しくて神様にお願いしていて生まれました。
ということは、一寸法師の両親はおじいさんとおばあさんということになります。
この際、おとうさんとおかあさんはどうしたのか、という突っ込みは控えるとしても、
むかしむかしの高齢出産は大変だったことでしょう。
おばあさん、良くがんばりました。
が、少し無理があったのか、未熟児だったようです。
それにしても、3cmとは、、、何か思い当たる大きさはありませんか?
それはさて置き、計算しやすいように、身長150cmの青年と比較してみましょう。
身長差、約50倍。
長さで50倍なので、密度が同じで相似形とすると体重は体積に比例するので、
50の3乗=125,000倍の違いがあると考えられます。
なんと約0.4gです。これに対して、筋力はどうかというと、筋肉の断面積に比例するとすると、
長さの二乗に比例するので2500倍の違いしか生じないはずで、
体の割にはパワフルと言えるでしょう。
つまり、一寸法師の筋力で自分自身を動かすとすると、
通常の50倍の加速度が得られるわけです。
ある日、一寸法師は、都にでて出世したいと思いたち、
おじいさんとおばあさんにひまをもらい、針の刀を腰にさし、
お椀の船、お箸の櫂で川をくだり、都へむかった、とあります。
2500分の1しか力がないのは偽りのない事実。都にたどりつくと、大臣の屋敷をたずね、家来にしてもらいました。
直径1mm、長さ5cmの鉄の針は約0.3gあるはずで、
自分の体重に近い針を腰に刺して歩き回るのは、
苦労があったことでしょう。
と書いたら、
つまり5キロの刀を振れる人間同様
一寸法師は2グラムの刀を振れる。
0.3グラムの刀なら楽勝ジャン。
とのご指摘あり。
おっしゃるとおり。
小さくてかわいいので、お屋敷の人気者になりました。
中でもお姫さまにとても気にいられました。
求人状況は悪くなかったようです。
しかし、お姫様に気に入られるとは意外です。
新参者の家来を、お姫様に安心して近づけるとは??
一寸法師は、お姫様と過ちを起こすはずなどなかったのです。
だって、一寸しかなくて、大きくならないんですから‥‥。
鬼をやっつけた後、落ちていたのは打ちでの小槌。
小槌を振ると、一寸法師の背がずんずんのびて、りっぱな男になりました。
一寸法師は、そのお姫さまのおむこさんになり、
おじいさん、おばあさんを都へよんで幸せに暮らしました。
「立派な男になりました」ですか。めでたし、めでたし。
とうとう言ってしまいましたね。
背が低いからといって、気に入っていれば結婚すれば良いのです。
それができなかったのは、、、そう、一寸法師は性的に不能で、
子をもうけられない体だったと思われます。
それを一寸法師などと嘲られ辛かったことでしょう。
まったく、ひどい話です。
鬼は外人の象徴。外国からもたらされる治療薬の予言だったのでしょうか。
それとも、小槌は一寸法師の男性そのもの?だったのでしょうか。
「大きくなれ〜大きくなれ〜」と、お姫様が振ると、(きゃ〜)
むくむくと大きくなって、、、!(うわぁ〜)
これ以上書けませ〜〜ん。