初めての木工 〜 整理棚の製作/家内の作 〜


こういっては何ですが、うちは結構散らかってます。
今のうちは、小さい子供がいるからと言い訳しておきましょう。

さらに、私がスピーカなどを作るものだから、まとまった大きさの端材がゴロゴロしてたりもします。
時に端材が新しいスピーカーに化けたりする(可能性がある)ので捨てずにおくわけですが、家内がいきなり言い出したのです。
「あの板、使ってもいい?」
「あ、はい、どうぞ」

とりあえずは、トイレのコーナーに置く小型の整理棚が欲しいらしいとのことで、すでに広告の裏紙にスケッチができてます。

どうやら、工作のような物作りは家内も好きだとのこと。一から鋸で切り出すところから自分でやると、やる気満々。
「(これは、うまく鍛えればスピーカつくりの助手として‥‥ぐふふ)」
とは決して思わなかったのですが、家内には幻聴があったらしく、
「けど、スピーカー作りは手伝わんよ」
「ええ、そうでしょうとも」

スケッチをざっと見て、組み立てるときに致命的な失敗をするようなことがないことを確認できたので、道具を渡して使い方だけ教えました。
私は一切手を出しておりません。いや、天板の大きなRだけはトリマーで丸くしました。

で、出来上がったのがこれです。

使用工具
端材(パイン集成材)、差し金、ノコギリ、ソーガイド、カンナ、サンドペーパー、ウレタンニス

いずれも、手元にあるものと残り物の材料のみ。

素人の手引き鋸の宿命、2枚の棚板の長さが微妙に違うため若干のガタができましたが、サンドペーパーで丁寧に幅をそろえ、残った隙間も(これも手元にあった)ウッドエポキシできちんと埋められました。
コーナーもちゃんとカンナで丸められており、A型人間の本性を見た気がします。

というわけで、いきなりこんなにやられてはやってられません。
私としては、すっかりしょげてしまって、せっせと組み立て途中で置き去りになったままのスピーカーの加工に向かうのでした。

これは、作りかけのをさっさと片付けろという家内のプレッシャーだったのか、、、。

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