小手先プロジェクト

(27) 妄想スピーカーネーミング編(東海版)


前回に引き続き、妄想スピーカーネーミング、今度は東海バージョン。

kanaさん、疚しげさん、フェイさんの掲示版への投稿を使わせていただいております。^/.^
一部の方の反対を押しきり、投稿は全て採用させていただきました。

ありがとうございました。



第1部/kanaさん作

(1)「東海道」

東海の面白い面々が、自作SPを「これどう?」 と競演したなかの最高傑作!
しかし、常に変更される可能性あり。
【管理人注】 No1を決めるオフ会は常に11日に行われ、
前日から宴会で盛り上がるために、
10日移動する決まりがあるらしい。

(2)「金の鯱」

下部前面開口で、途中から上部に伸びるバックロード。
ユニットは、相対して側面に目のようについている。当然、塗装は金。
えっ音?そりゃ空想上の生き物だけに・・・オー(^。^;)ホッホ

(3)「100メーターロード」

その名のごとく、バックロードを曲げてまげて 100メーターにしたという、恐ろしく大きなもの? ほとんどタタミ入道状態。
アコーディオン効果あり。

(4)「名古屋城」

本来ならば、御三家の一角をなしたほどのSPであったが、 無念の焼失のため、外側だけは形を作ったが、中身は・・・ しかし、名古屋人の意地があるため一聴の価値はある。

(5)「ツインタワー」

一つのバックロードの箱から、首が二つ出ているSP 双頭のスワンというべきか?
スペースを一箇所で・・・というアイデアの元に誕生した物。
双方の首の横にユニットがついているため、 部屋の形状によっては、乱舞するスワンのごとくの 臨場感を味わえる。



第2部/疚しげさん作

(6)「中津川」

富士通テン中津川工場で生産されているAVスピーカー。
人の声が生々しく再生されるので、昔はこれでフォークを良く聴いたものだが、今は専らTVの音声用に使われている。
先ごろのNHK大河ドラマ「葵三代」では、濃〜い演技の家康の声がとてもリアルに再生され、中に津川雅彦が入っているのではないかと思わせる鳴りっぷりだった。

(7)「高山」

飛騨の山奥で、熟練した職人さんの手により一つ一つ丁寧に作られた工芸品的仕上げの美しさを持つスピーカー。
素朴な味わいの中に自然な美しさを感じさせるサウンドが魅力。
普通は、スピーカーの振動系にもウォーミングアップが必要で、朝起きてすぐにステレオのスイッチを入れて鳴らしても良い音はしないものだが、何故かこのスピーカーは逆に”アサイチ”が良い。

(8)「うなぎ一パイ」

小口径フルレンジを8個使い、それぞれ独立した共鳴管を束ねた構造を持った共鳴管システム。仕上げの美しさと共鳴の効果アップを狙って、エンクロージュアの内外ともに黒漆で鏡面仕上げとした為に、うなぎが沢山束になっている様に見えるのでこの名がついた。

只、実際に製作されたものは、ユニットのバラツキか製作ミスによって左右の中域の特性に差がついてしまい、ボーカルを聴くと定位が片chに片寄ってしまった。その為、耳の良いマニアから「寄るのおかしい。」と指摘を受けている。



第3部/フェイさん作

(9)「鳴かぬなら鳴くまで待とう、エージング」

重いケブラーコーンと銀色のメタルドームツイタで天下を制した「得側」は、シェアは最高ですが振動板が硬くエージングに時間がかかるのが欠点です。
待ちの一手に思われますが、大会長の家康公は以外に喧嘩っ早い性格も持ち合わせています。勝てっこない信玄に突っかかるわ、三成を挑発するわ…このスピーカもちょっと聞いて高域がツーンとツッパリ、中域がカーカーいい、低域がスカスカ。まるでユーザに喧嘩を売っている様な音。

でも熟成が大事なんですねえ。熟成しても人を騙すような音しか出さない?そこまで責任は負えません。何しろ売れているんですから、得をして得をしてしょうがない。
B&Wというのは尊敬していた上杉兼信の旗「毘(び)」と武田信玄の「風(ぶー)」から取ったとの事(ああ、苦しい)。オーディオの出世段階にそろえて3タイプを用意しました。

  • 岡崎:5万石相当の14センチ2ウエイです。小さな箱ですが慌てず騒がず、まずはこれでオーディオの腕試しを始めるのが肝要です。
  • 浜松:7万石相当です。17センチ2ウエイです。バランスよく無難な構成です。浜松は老中になる人が赴任した城で出世頭の意味合いがあります。あなたも、このスピーカで大きくマニアにジャンプ。
  • 静岡:一気に50万石です。21センチダブルウーハ+17センチミッド+ドームツイタの本格派。一族の重鎮として稼いで居ます。いいスピーカなんですが、大江戸の将軍様(本家江戸湾巻貝風4ウエイ)に逆らって天下を取ろうとすると大会長の逆鱗に触れて廃機種の憂き目を見ます。ほどほどのマニアの顔をするのが吉のようです。静岡は直ぐに廃機種になります。代わりの欲しい方は次のラインナップをお待ちください。
  • 和歌山:40センチウーハ+17センチミッド+ドーム
  • 名古屋:21センチウーハ2発+17センチミッド+ドーム(静岡の後継機)
  • 水戸:17センチウーハ2発+17センチミッド+ドーム



第4部/コエフ作

(10)「東海」

本格セパレート型+リニアフェーズ。
リニアフェーズを実現しつつバッフルをフラットにそろえることにこだわるあまり、ウーファーが上になった高重心スピーカーとなっている。
高重心にも関わらず、大型で重く、オフ会のために持ち運ぶ必要からセパレートとなっているが、セッティング時にはこれが禍して地震には極めて弱い。別名「倒壊」。

(11)「きしめん」

スリット形状+等幅の音響迷路を採用。
ユニット後面から出た音はスリットを通るうちに減衰して開口部からの音の漏れもなく、後面の音を殺しつつ背圧から逃れた画期的スピーカー。位相特性を気にする人向け。
音を出し始めたらあっという間にエージングが済んで、すぐに食べられそこそこ聴ける状態になるのが特徴。

(12)「100m」

「ヒャクメートル」ではなく、「ヒャクエム」と読む。
文字どおりミッドレンジを100個使ったスーパーサラウンドスピーカー。

(13)「腰砕き」

推定46kgとスピーカーとしては重量級のトールボーイ人型スピーカー。
重くてクネクネしているのでセッティングに苦労するが、セッティングか決まるとすばらしく色気が出るという類を見ない特徴があるため、「腰痛を呼ぶスピーカー」とか「我慢できないスピーカー」と称されることもある。
別名を声を出して呼ぶと2階から物音がする。

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