最近の私の周りの新入社員様たちはしっかりしたもので、
たいていは学生のうちにちゃんとパートナーを見つけて、
数年後にその人と結婚されるようです。ふ〜〜ん逆に、フリーで入社してきた人たちの苦労(と思わない人たちもいる)
は計り知れないものがあります。ほんまか?というわけで、どういうわけ?(ちょっと、右、うるさいデ)
パートナーを選ぶ時に、どれだけのサンプル結果を元に適不適を判断しているのか
を、小手P的に考察してみることにしました。
まず、大きな出会いは学校から。もちろん幼稚園も入ります。 おませさん。たとえば、同じクラスに異性20人がいるとして、クラス替えを何回か繰り返し
たときに、1学年中の何人と同級生になる可能性があるかを考えると確率分布
になってしまいますので、ここは(実際にはありえないけれど)全く重複がな
かったものとして、毎年20人ずつ顔見知りが増えるとします。
多めの仮定やね。そう、そして、中学からはクラブ活動も無視できません。
単に同じクラスになったからというだけでなく、共通の興味を持つ集まりです
から、ずっと濃い出会いが待っているのです。毎年30人にしときましょう。濃いだって、や〜ね〜。(右端、うるさい)大学も考えましょう。
が、悲しいかな、大学にクラス替えはありません。合コンはありますね。はい。
で、クラブやサークルに入ってくる新人、学校間の交流を考慮し、毎年20人ずつ
の新しい出会いが待っているとしましょう。ああ、何と言う素晴らしい仮定でしょうか。
そうそう、君は工学部でサークルも無所属やったねぇ。‥‥
さあ、社会に出てからの出会いのチャンスは半減どころではないことでしょう。
就職時に10人と新しく知り合い、毎年3人ずつ増えるとします。そんな少なくないぞとおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、そういうのは無視しますから、女子校の男性の先生に当てはまらないのは言うまでもありません。
また、女性の側からみて男性の多い職場に入った場合もこれとは違ってきますので、こんなインチキ分析を他のパターンでもやってみたいという方はお知らせください。
さて、こうして、多くの出会いの中で自分に合った相手を見つけていくのですが、その判断基準はこれまでに出会った人によって培われて行きます。
当然のように忘れ去っていく分もあるでしょうから、忘れた分は人を判断するときのデータベースとして有効に働かないと考え、崩壊定数的に1年経ったら5%の人の印象があいまいになるというコエフの顔名不一致度増加関数をむりやり適用し、生まれてからええ歳までの異性判断基準標本数をグラフにしました。
なんということ。
やはり出会いの機会の多い学生時代はデータベースが増え続けますが、卒業をピークに下降の一途をたどり、35歳を過ぎれば小学生のガキ、いや、お子様と同程度のデータベースを頼りに判断しなければならないのか。30歳以降は、非常に注意深い判断力が問われるといって良いでしょう。