防磁長男FB31試聴

フェイさん作の防磁長男FB31をフェイさんのご厚意によりお借りできました。
すでに東海方面のオフ会で評判のシステムだけに期待は膨らみます。


到着

kanaさん宅から発送された宅配便は発送の翌日の午前中に我が家に到着。残念ながら噂のクール便ではありませんでしたが、鮮度は保たれているだろうかと梱包をときます。

梱包。そう、この梱包にまず感激。
押し入れに入れる衣装ケースに端材のスペーサーでぴったり収まっており、このケースに合わせてスピーカーを作ったのではないかと思わせんばかり。

出てきた箱も思ったより小さく、バックロードのでかい箱を見慣れた目には、これで満足なレンジが確保されるのかという先入観が頭をよぎります。

試聴

さっそく、八角堂を横向けて、当然八角堂からスピーカーケーブルをぶん取って付け替え、聴き慣れた(音の良い悪いは別)リアンライムスを聴いてみると、まるで若がえったような声。(歌ってる本人は実際若いですが。)

女性ボーカルの低い側がすっきりしていて、さわやかなボーカルです。
東海方面の評判でもきれいと表現されるのが良くわかります。
あんなに小さいのに低音もしっかり伸びてる。ウーファーの威力という感じです。

ただ、前評判の分厚い音って言うのとはなんか違います。
確かに高域はツィーターらしく正確、繊細できれいになるのですが、中低音がさっぱりしているというか。

ひょっとしたら、私の耳がバックロード特有の中低音に癖のある響きに慣れているからかもしれません。

手持ちのソフトをいろいろ聴いてみて、ボーカル中心のポップス向きに気持ち良く聴けそうです。
クラシックには、向き不向きが良くわからないのでコメントを控えます。

ふと気がつくと

もうちょっと音量を上げてみようと、メインの10cmバックロードと切り替えながら音量を合わせていくと、ボリュームつまみが上がる上がる!
結局、11時半くらいまでボリューム位置が上がりました。ずいぶん能率が低いようです。

改めて箱を眺めていると、バスレフダクトに吸音材が!
ここまで気づかないとは。

試しに取り去ってみると、、、ぼんぼん出過ぎます。ははぁ、納得と元に戻してしまいました。

うちに来てくださった、げんきまじんさん,どかちんさんも同じく吸音材でダンプした方が良いとの意見でした。

最後に測定

せっかくの本格バスレフ。我が家にて測定させていただきました。ダクトは吸音材が入ったままの結果です。

私のバックロードでも見られた80Hz付近のディップもどうやら部屋の特性なのでしょうか。
同じように出ています。
110Hz付近、180Hz付近も実は部屋の特性だったのか。

中高音はさすがの滑らかな特性。
自作機の良い比較対象となりそうです。


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