測定環境〜サウンドレベルメーターの改造〜


RadioShackのアナログサウンドレベルメーター(以下、SPLメーター、すでに製造終了)は乾電池駆動のマイクアンプ内蔵メーターでラインアウト端子(RCAピン)がついてますので、この端子からPCへ接続すれば簡単にハードディスク録音ができます。

もちろん、観賞のための録音に耐えられるはずもありませんが、f特を測る程度ならば十分なツールです。

さて、このSPLメーターは本来は騒音計であり、耳に感じる音量を測定するのが目的であるために低域端、高域端がフラットになるようには作られていません。
そこで、回路の改造とマイクカプセルの交換をすることでフラット化する方法がWeb上で公開されており、私もその方法にしたがって改造を施してみました。
改造方法の詳細は、

http://www.gti.net/wallin/audio/rsmeter/33-2050/33-2050.html

にあったはずですが、現在リンク切れみたいです。


改造

改造は、電解コンデンサを付け替えるだけです。高域を改善するための1個を除いてはかなりの容量アップなので、取り外してから付けなくとも、並列に追加する方法でも全く問題ないとのことです。
基板上にコンデンサの番号、極性ともプリントされていますので、初めて基板を眺める人でも迷うことはないでしょう。

◆裏ブタを開けた所
先のサイトに蓋の開け方等も詳しく書いてあり、まずは楽勝。

◆コンデンサ交換後
青色の電解コンデンサが交換した後のものです。全部で8個。
ケースに当たるため、裏面に付けたものも1個あります。
裏面の方が空間に余裕があるので全部この方式でもいいかもしれません。

◆マイクカプセル交換後
マイクカプセルが非常に小さいので、ハンダ付けには苦労します。
適当なリード線がなかったので、ちょん切ったコンデンサの脚を使いました。

ちょっと弱い、、、。

見栄え、、、悪ろし。
隙間にはスポンジを詰めて、埃が入らないようにしています。


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