<高山第二工区内でオオタカの営巣跡>


≪高山第二工区内で営巣跡が確認された事から、
来年2月から専門家に依る継続的な本格調査が始まる。≫
(12/4付毎日・奈良新聞掲載)

という記事をもとに12月11日市議会で、
オオタカの調査が開発計画に与える影響と、
営巣が確認された場合の保全策について問い質しましたが、
「現段階では答えられない」と
全く何の回答も得ることが出来ませんでした。

調査マニュアルによれば、
<調査期間は1年半以上、区域はほぼ全域で>
開発計画に与える影響は大きいと思われます。
過去10年間のデータ(Y氏提供)ではオオタカ保護の為、
開発変更例が18件、うち5件が断念するに至っています。


  恐るべしオオタカ
  大型公共事業を止める
  一番の立役者になるかもしれない!!



<オオタカ情報>

12月18日
「高山地区に係るオオタカ調査検討会」第1回目が行われました。

検討会メンバーは次のとおりです。
  朝日 稔   兵庫医科大学名誉教授
  大石 正   奈良女子大学共生科学研究センター長
  小船 武司  (財)日本野鳥の会奈良支部長
  前田 喜四雄 奈良教育大学付属自然環境教育センター長
  揉井 千代子 奈良県自然環境保全審議会鳥獣部会委員

そうそうたるメンバーですが、朝日氏については?
医科大学名誉教授が双眼鏡を持って現地入りするとも思えませんが、
オオタカに関してどのような知識をお持ちなのか、興味深いところです。
検討会の結果については、後日記者発表予定。