ロタウイルスワクチン

● ロタウイルス感染症
子供の病気でお腹にくる病気もたくさんあります
吐いて、下痢して、熱が出たりします

ほとんどはウイルスによるお腹のカゼです
多くは1日〜3日ほどで治っていきます

いろんなウイルスがありますが、中でも一番重症になりやすいのが『ロタウイルス』によるものです
高熱が続いたり、嘔吐や下痢で脱水に陥ることもあります
さらに、脳炎(脳症)を引き起こし後遺症を残すことも稀にあります

特効薬はありません
症状を緩和するお薬だけになります
脱水が進めば点滴が必要になることもあります

● ワクチン
根本的な治療がないこの病気ワクチンが2011年11月21日から接種できるようになりました
ワクチンには2種類あります

2020年10月1日より定期接種なり、公費負担になりました(2020年8月1日生まれ以降の方)

ロタリックス ロタテック
1 種類のロタウイルス株 5 種類のロタウイルス株
効果はほとんど変わりありません
ただし、規定回数より回数が少ないと効果は落ちます
生後6 週0 日〜24 週0 日 生後6 週0 日〜32 週0 日
1回目は生後15週未満を推奨
回接種 回接種
1回13880円 1回9250円

(2014年4月1日から料金改定(税込み))

 ◆ 他のワクチンとの関係
    ロタウイルスワクチンは生ワクチンのため、接種後に4週以上間隔をあけなければ次のワクチンを接種できません。
    (2020.10.1 制度変更になり制限がなくなりました
    0歳児はほかにも接種が必要なワクチンが多数ありますので、同時接種で受けることが重要です。



 ◆ 予約受付は電話のみです

 ◆ 接種当日のお願い
   予約いただいた時刻の30分〜1時間前は哺乳を控えて下さい
   飲むワクチンなので、吐いてしまうといけません

   胃の中がいっぱいになっていると、何かの刺激で吐きやすくなります