★ H28年10月より1歳未満は定期接種になりました(無料)
接種方法は従来どおりですが、1歳を過ぎますと自費での接種となります
● B型肝炎
日本では、B型肝炎ウイルスの感染者は約100万人(約100人に1人)と推定されています。
B型肝炎ウイルスに感染し、慢性肝炎になると長期にわたる治療を要し、最悪の場合は肝硬変や肝臓がんなどの命にかかわる病気を引き起こします。
●感染経路
感染された母親からお子さんへの出産時の感染が注目されていました。
しかし、
近年、父子感染や感染経路不明で乳幼児がB型肝炎ウイルスに感染する例が増えており(施設での集団感染)、母子感染予防だけでは、対策が不十分といえます。
ウイルスは血液にはもちろん入っていますが、他に唾液、涙、尿、皮膚からの浸出液にもあるとされています
●ワクチン
ワクチンで肝炎を防ぐこともできますが、広くみれば ガン予防ワクチンと考えても良いかもしれません
母子感染防止策として保険医療で接種できる場合と
(母子感染防止策で接種する場合は産科の先生から指示が出ているはずです)
他のワクチンと同様に任意接種で接種する場合があります。
* WHO加盟国193カ国中で171カ国は生まれたすべての子供に接種しています
●接種方法
生後すぐから接種できます
4週間隔で2回、その後1回目から20−24週経ってから1回の合計3回接種となります
@
A 1回目から4週間あけて
B 2回目から4〜5ヶ月あけて(1回目から5〜6ヶ月)
できるだけ早い時期(ベストは1回目は生まれた日です)に接種をおすすめします
3種混合ワクチンや、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンなどとの同時接種が可能です
10歳までは1回に0.25mlで、価格は当院では1回4,800円です
(定期接種開始に伴い価格を改訂しました)
★ 問診票(PDFファイルで開きます)
印刷して自宅で記入後、お持ち下さい