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Sasun(ササン)通信 
    
 Sasun Club news letter
        April (4月)    Vol. 36
 
今月号のメニュー
 1.ごあいさつ
 2.マスターのひとりごと ササンはどうして子供服が多いのだろう?
 3.おすすめの一冊    娘も感動した、この一冊 
 4.お店情報編      4月のイベント情報・・・いろいろ目白押し!お楽しみに
 
1.ごあいさつ
おまたせしました!

みなさま、こんにちは!いつもササン通信を読んで頂いて、ありがとうございます。

今年は季節の移り変わりがゆっくりしていると言うか、これで普通なのか、
寒さが3月に入っても続いて、4月を目前に雪がちらつくなど、
これも地球温暖化の異変なのでしょうか。

そんな、変な気候ですが、みなさまお変わりなくお元気でしょうか?

また、今年は花粉の飛散がすごく多いとのこと。
私も、10年来の花粉症で、毎日鼻水が止まらずティッシュの消費量がうなぎのぼりです。
スギ花粉が終わるとヒノキ花粉が控えていて当分辛い日が続きそうです。
どうぞ花粉症に苦しむ皆様メガネとマスクとお薬でなんとか乗り切りましょう。

ところで、この4月号は、
毎年、書かせて頂いているのですが、この通信文を発行し始めた記念の月なのです。
早いもので、今年で4年目を迎えます。
振り返ると、よく続いたなあと思うのですが、
これも、皆様に可愛がっていただいたお陰だと、本当に感謝しています。

これからも続けて行けるよう頑張りますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

と言うことで、今月号もどうぞ、最後までお付き合いくださいませ。。

    
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2.マスターのひとりごと ササンはどうして子供服が多いのだろう?

ササンをご利用いただいているみなさんは、もうご存知でしょうが、
ササンは子供服の扱いが多いですよね。

大きなお店(量販店さんや衣料チェーン店さん)では、
子供服の扱いがあるのはあたりまえなのですが、
小さな個人の店が扱う所は少なくなったと思われませんでしょうか?

その理由は、いろいろあるのですが、
(子供服専門店さん以外)個人店が子供服に手を出しても
なかなか商売として難しくなってきたからだと思うんです。

その、一番の問題は出生率の低下で、子供たちの数がすごく減ったこと。


じゃあ、どうして、難しい子供服をわざわざ個人の店なのにササンでは扱うのか?  

その本当の理由は、「
子供たちのことが好きだから」なのです。

     念のため、言っておきますが、
     決して、変質者という訳ではありませんので、その点誤解のありませんように(笑)


私は、学生時代に2年間ほどスイミングスクールのコーチという仕事をしていました。
スイミングのコーチをしていたなどと言うと、
「中、高で水泳部だったの?」と思われたりするかもしれませんが、
まったくそんなことは無く、大学でのサークルの夏合宿費用捻出のために、
ひょんなきっかけで始めることになったのです。

泳ぐことは、子供の頃から得意な方だったので、スイミングの仕事も大丈夫...
と思って始めてみましたが、自己流の泳ぎ方が通用するほどあまい世界ではなく、
ちゃんと泳げるようになるまで四苦八苦。

井の中の蛙大海を知らずではないけれど、
子供時代、学校の水泳の授業でもらった一番上の級が自慢だったのでした。
だから、スイミングで本格的な泳ぎを知った時、カルチャーショックで寝込むほどでした。
     
     と言うのはオーバーですが(笑)

その時、回りのコーチたちは
水泳にかかわってきた人たちがほとんどだったことは言うまでもありません。


子供さんをスイミングに通わせておられる親御さんへ。

   「スイミングはそんな素人まがいのコーチをつけているの?
             通わせているスイミングは大丈夫かしら???」

と心配しないで下さいね。

私も一人前に指導できるようなるまでは、
専任のコーチのもとサブコーチとして入水指導を受け、
試験をパスしてから専任コーチとして子供たちを指導することを許されていましたから。
受け持ったのは、
幼児クラスの子供たちから選手として育成コースに入る前までの子供たち全クラスでした。

ということで、2年間の間に、本当にたくさんの子供たちと出会ってきました。
最初から水を怖がらない子、どうしても水に馴染めない子、
泳ぎのセンスのある子、努力家の子、いろいろでした。

上手くなって行くスピードはまちまちだったけれど、
可能性はそれぞれの子供たちにすごく感じました。
最後まであきらめないで頑張った子供たちは、
一歩づつ成長しながら自分の目標に達することが出来たことは言うまでもありません。

そんな子供たちと共に喜んだり、泣いたりしながら過ごした2年間があったことが、
子供好きになった理由だと思っているのです。

卒業後の就職先は、衣料品総合卸売業とスイミングとはかけ離れた職種でしたが、
会社での配属先は子供服部門。

約20年間の在社中、子供服部門一筋でした。


そんなことからも、子供というキーワードからは切っても切れない関係が続いています。
だから、ササンは子供服の扱いを止められないと言うわけなんです。

 
年々少子化が進み、難しくなって行く子供服ですが、
  ササンはこれからも扱いを続けていくつもりです。



提供する価値>価格のかわいい服、かっこいい服が、
親御さんとともに、子供たちの喜びにつながるならササンの存在価値はあると思っています。

皆さんが期待していただける限り頑張りますので、
どうぞこれからも宜しくお願いいたします。


    
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3.おすすめの一冊   娘も感動した、この一冊 

今でこそ、私にとって本を読むことは楽しみのひとつだが、
子供の頃は、親や先生にどれだけ薦められても読む気は無かった。
楽しみの夏休みも、読書感想文などと言う宿題に憂鬱になった。

そんな調子だから、最後まで読みきった本はひとつも無い。
そのころの楽しみは、友だちと野山に出かけて、日が落ちるまで遊ぶこと。
ある意味では、今よりも良い時代だったかもしれない。 

そんな私が本の面白さに出会ったきっかけは、高校時代。
授業を脱線して、よく本の話をしてくれる先生がいた。
そのときの話題の本を、いちど読んでみようかなあと思ったことだ。

私のようなあまのじゃくは、
読めと言われると読みたくなくなり、
好きなようにしろと言われると、面白いという話が気になったりする。

その時に読んだ本は、短編集の本で、
本を読みつけていない私にはとても読みやすく、ピッタリだったのである。


小さい頃から読書に親しむ子供たちもたくさんいるのも事実だが、
残念ながら、娘も私の悪い所が似て、本を読むのは苦手なタイプ。

だから、まさかあんなに夢中になるとは思わなかった。
彼女が、本の面白さに引き込まれるきっかけとなったのが、
今回、紹介させていただく本なのかもしれない。


まず、私とその本との出会いは、本当に偶然の重りだった。
3月も終わろうかと言うある日、
とある雑誌の本の紹介欄でおすすめの本のあらすじを読んでいた。

3月になっても冬のような寒い日がつづくなあと思っていると、
なんと表ではなごり雪が降り出した。寒いはずである。
そして紹介されていたその本の題名は、なんと「忘れ雪」。

ドラマの話ではなく、
本当にこんなタイミングの良い話もあるのだなあと少し不思議な感じがした。
単純な私は、大げさにも運命的な本だぁ!と思い、早速、購入することに。

初出版が少し前の本なので、本屋さんに探しに行くとすぐに見つかるかどうか分からない。
でも今は、本当に便利になり、インターネットですぐに注文ができる。
それから、数日後にその本は手元に届いた。

しかし、なにをどう間違えたか、
その雑誌に書かれていた本のあらすじを読んで気に入ってしまった娘の方が、
私より先に読み始めてしまった。


春休み、毎日店の手伝いに来ていた娘は、レジカウンターでも読み出す始末。

「本、嫌いじゃなかったか?」と思わず聞いてしまった。


  
その本は、
「新堂冬樹さん」の「忘れ雪」
純愛を軸に、心のひだを丁寧に描写していく新堂ワールド。

さてさて、その内容はと言うと…

交通事故で両親を失い、その痛みと現実の厳しさに、
引き取られた叔父のもとでずっと心を開けずいる主人公の少女(深雪)。

彼女はある公園で忘れ雪の降る春の日、捨てられ傷ついた子犬と出会う。

自分が置かれた境遇で、この子犬を助けてもどうする事も出来ないことが分かっていた。
しかし、自分と重ね合わせて見てしまうその子犬をどうしても助けたいと思うのである。

その時、深雪をいつも優しく包みこんでくれていた、
亡き母親が話してくれていたことを思い出す。


   「 ママはね、春の雪が大好きなの。特に忘れ雪って名前がね。
    おばあちゃんが、いつも言ってたわ。
    春に雪が降った時に願い事をすれば、必ず叶うって。」


そして、深雪は、今まさに降りしきる忘れ雪に願いをかける。

  「どうかこの傷ついた子犬をたすけて!」...と。


その時、偶然出会う獣医をめざす心優しい高校生(桜木)。

子犬に優しく接し、傷を手当てする桜木に、
傷つき、心を閉ざしていた深雪の心は、暖かく、優しい気持ちで満たされる。

助けてもらった子犬は、お腹のあざの形から、「クロス」と名づけられ、
深雪は唯一心を許せる存在として大切にする。

「クロス」を介抱することを通じて知る桜木の優しさにやがて、
深雪は淡い恋心を抱くようになる。

しかし、その時期は、身を寄せている叔父の家計が苦しくなり、
一度ならず二度までも他の親戚に引き取られるという悲しい時期と重なり、
深雪はさらに苦悩する。

そして、引き取られる前日、
本当の事は桜木に告げず、7年後の同じ日、同じ時間、
出合ったこの場所での再会を約束するところから、この物語は始まる。



正義感、誠実、ほんとうの人の優しさなど、
忘れがちなピュアーな気持ちを題材に展開されるストーリーだが、
獣医となった桜木の活躍する診察現場も手抜き無く丁寧描写され、
その上スリリングな展開も含めて、一気に読ませるそんな内容だった。

純愛だけに終わらない読み応えのある一冊。
時期的にもピッタリ!おすすめです。


そして、この本を読み終わった彼女は、こんな風に言っていた。

   「 まさか、500ページ以上もあるこんな本を最後まで、読めるとは思わなかった。
    でも、500ページを読もうと思うのではなく、
    引き込まれて読みすすめるうちに最後まで読みきってしまって、
    振り返るとすごいページの本だったことに気がついたよと。」

本の面白さにはまってしまった彼女は、
店のアルバイト代にと、新堂冬樹氏の他の本を買って欲しいと催促してきた。

「本を読んだら、国語の成績が上がるぞー!」なんて言っていたが、
いざ「本を読むのが面白くなってきたからいっぱい買ってよね。」なんて言われると、
「単行本じゃなくて文庫本にしてや。」などと冗談を言いながら、
これから本代にいくらになるのかなあなんて、嬉しい心配をしている自分がおかしくなった。

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4.お店情報編   4月のイベント情報・・・いろいろ目白押し!お楽しみに


■4月20日より ササン初夏の4周年記念セール  
会員様限定

■4月27日より ササン初夏の4周年記念セール  一般の方向け


4月20日より ササン初夏の4周年記念セール 会員様限定  秋と共にビックリ企画セール
4月27日より      〃              一般の方むけ 新聞折込チラシセール


初夏物、母の日商品など超お買い得商品満載で皆様のお越しをお待ちしております。



 
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